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協働ラボ リレーnote③一般社団法人 生き方のデザイン研究所

北九州市市民活動サポートセンター イノです。

『協働ラボ』 リレーnote 第3弾です。
昨年度実施した協働ラボで 宮田さんの「対話×デザイン」コースにご参加いただいた
一般社団法人 生き方のデザイン研究所代表理事の遠山さんにお話しを伺ってきました。

代表の遠山さんにはお忙しい中、かなり長い時間をいただいて、いろいろお話しを聞かせていただきました。感謝!

一般社団法人 生き方のデザイン研究所

2013年設立の法人さんです。もう10年近く活動を続けていらっしゃいます。

活動内容は、ホームページを見ていただくのが一番良いと思います。
こういう動きをされてるような小規模作業所を私は知りませんでした。

配慮の必要なお客さんや従業員との関わり方に関する企業内研修や、市役所の職員向け研修、学校での授業など
様々な企業や学校、行政との協働事業を数多く実践していらっしゃいます。

また、そういった研修のファシリテーターは障害のある方が
「生き方デザイナー」として行ってるんです。

私の感覚では、この法人さんに関わっていらっしゃる障害のある方々って、自分たちが社会の役に立てることはなんだろう?っていうことを日々考え、活動し、それを楽しんでいらっしゃる方々なんだと思います。

そういう前向き感って私はすごいな!って思います。
自分がもし何かそういうハンデを負ってしまったとき、そんな風に行動できる自信はありません…

そんな環境や、空気感をつくりだしているのが、遠山さんや支えているスタッフのみなさんのすごさなんだと感じました。

協働ラボの中でお話しさせていただいたことや、今回改めて遠山さんにお話しいただいたことで、やっと少し理解ができた感じです。

こんな風に理解するのに時間がかかってしまいました。。。( ;∀;)

感想など。。。。

ボランティアコーディネートという世界においては、「対話」というのは当たり前のことであるため、これまで私(遠山さん)から会員には、いろいろ伝えてきたが、改めて第三者である宮田さんから対話について学べたことで、参加者の自信につながった。
対話のスキルや、訓練の必要性について学ぶことができたことで、その後の対話サークル(練習会)の開催につながっていて、実際にその場では、障害のある人が世話役となっている。

この練習会には、県外からの参加もあっていて、もともとやっていたことではあるが、最近の興味の高まり、ニーズを感じている。
『協働ラボ』でいう協働とはなんなのか?対等な関係性、お互いwin-winでの関係性や痛みも伴うような経験など、一歩踏み込んだ関係の「協働」のイメージとは違った。

一方的に教えてもらうようなことが多く感じた。障害者がいることで、今回のようになったのかもしれないとも思う。

参加者のチョイスとして、役員や職員だけで参加するとよかったのかという感覚もある。

お話しいただいた内容をざっくりまとめるとこんな感じです。

感想をお聞きして…

「協働」の概念というかこの企画で言う「協働」というところについては、このリレーnote①で、企画者の考える「協働」ということを明記していますのでご覧ください!

 今回ご参加を検討いただいている皆様には、それをご理解いただいたうえでご参加いただいた方が良いと思います。

私の場合は、協働を目的と捉えていたところは否定できませんが、遠山さんのおっしゃる協働というイメージと近いものを考えていました。

改めて福岡さんから聞いてみて…感じたのは、
もっと深いとことというか、根本のところのようなイメージですね。

正直なところ、直後のアンケートの結果でモヤモヤ感のところを書いていただいていて、私もそれを見てモヤモヤしてました。。。😅

今回でやっと私も少し理解できた気がしました。(反省です。。。)

おそらくこういうギャップが遠山さんにモヤモヤ感を残した原因だったのだと思います。

ただ、遠山さん達は、そのままでは終わらず、練習会などに活かし、少しでも成果を摘み取っていただいことは主催者としては、ホントによかったと思います。

また、確かに役員の方が参加者だった場合、全然違う結果になったのかもしれないとも思いました。

今回のまとめとして…

参加に向けての意向をしっかりと聞きとること
それに向けてのメンバー選びなど
はとても重要
なんだと感じました。
そのためには、ご参加のみなさんと私達との「対話」が必要なんでしょうね…

また、この『協働』ってことについて、遠山さんが感じたモヤモヤ感や私が以前、陥っていたように、なにかを一緒にやること(作ること)自体を目的としてしてしまうような考えを起こさないように

エントリーしていただく方に私達の意向は、事前にしっかりお伝えしないといけないとも思いました。

今回いろいろ遠山さんにお話しいただいたことは、とても参考になりました!

それを活かしていけるよう調整していきたいと思います。

ではでは、今回はこんなところで…

イノ

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