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食べて、遊んで、楽しい!ワクワクがいっぱい「子ども食堂 タベルナ」

子ども食堂サポートセンターいばらきの伊東です。
3月になりましたね。
noteの配信ペースが月1~2回とかなりゆっくりですが、
1年、継続することができました!
ご覧いただいた皆さま、ありがとうございます。
これからも細く長く、更新していきます。

早速ですが、県内の子ども食堂の調査報告をしていきます!
前回の記事はこちらから!

今回訪れたのは「子ども食堂 タベルナ」

10月に訪れたのは、鉾田市で活動しているNPO法人キッズ王国の「子ども食堂 タベルナ」です。タベルナの意味は、ギリシャ語で「大衆食堂」。
みんなで一緒にごはんを食べたり、交流する場だそうです!
理事長の野村さんに挨拶をしてさっそく中へ。

~今日の献立~
・ポークソテー~ケチャップオリジナルソース~
・粉ふきいも のりしお味
・キュウリのひすい炒め
・ごはん
・お漬物
・カボチャポタージュ
・手づくりプリン

調理担当・運営担当、担当に分かれて準備!

 会場では、すでに調理担当、運営担当に分かれて、準備していました。
「コロナが流行した頃は、ドライブスルーを実施して子ども食堂を続けてきました」と副理事長の中根さん。
理事長の野村さんを中心に活動内容の検討などを続けているそうです。
 
お伺いした当日、オリジナルのトレーナーが完成したとのことで、
運営担当の皆さんがお揃いのトレーナーに着替えていました!!
トレーナー以外にもジャンパーなどもあるそうで、そのデザインの多くは
野村さんが手掛けているそうです。
チラシや会員の案内状、広報誌なども、作ってしまう多彩ぶり!

「タベルナは、昼食を無料で提供、食事するだけでなく居場所としての観点から、楽しい時間を過ごせる企画も考えています。また、必ずおやつも提供していますよ」と野村さん。
今日はどんな企画をされるのか楽しみ!

スープの準備を進める様子

声をかけあいながら、手分けしてお弁当づくり

さっそく、調理室へ。
調理のリーダーでもある吉田さんが、
ボランティアさんに声をかけながら、作業を進めていました。
「毎回120食作っています!」と吉田さん。

今日のメインは「ポークソテー」。
分厚くカットされたお肉には驚きました!!!

分厚くカットされたお肉!!

順番に複数のコンロで両面にこんがりと焼き目をつけていきます。
同時にソースも準備!副菜のキュウリのひすい炒め、
粉ふきいもやカボチャのスープも手分けして作業を進めます。
 
屋外で準備をしている采井担当のボランティアの皆さんたちも、
テントを張ったり、テーブルやイス、受付用紙の準備などをしていました!

運営スタッフの皆さん

受付時間が迫るなか、お弁当の準備も佳境を迎えます。
微力ながら、私も作業のお手伝い!

スープもプラス!バランスのとれたお弁当が完成


お弁当のパックを並べて、おかずやごはんの入れる場所を確認して、
分担しながら進めます。
途中、入っていないおかずがあればボランティアの皆さんで声かけしながら進めていました!

声をかけあいながら、進める調理スタッフの皆さん

カボチャのスープには、生クリームとパセリを。最後まで手を抜かない丁寧さがうかがえます。
 
完成したお弁当とスープは、トレーにのせて、割り箸におしぼりも入れて袋詰めをします。
ボランティアの皆さんが協力し合いながら、進めていました。
お疲れ様でした!

ひとつ一つ丁寧にお弁当作り

色んな味が楽しめる、心もお腹も大満足ランチ!

さっそく、ランチタイム!
まずは、メインのポークソテーをひとくち。
厚めにカットされた豚肉は、噛み応えがあってジューシー!
オリジナルソースとの相性も抜群♪
ごはんが進む味付けでした。ポークソテーの下にはパスタが・・・。ソースにつけて食べるとボロネーゼのような味わいになって美味しかったです。

彩りもさることながらボリューム満点のお弁当

調理中も気になっていたキュウリのひすい炒め。
中華料理では定番料理のようですが、キュウリはサラダや漬物以外で食べたことがなかった私。
ひとくち食べると・・・なんということでしょう!
「こんなに美味しいの!?」という声が出るくらい、火を通したキュウリは青臭さがなく、とろみのあるソースの嚙めば嚙むほど、うま味がジュワーっと口の中にあふれます!
食感もさることながら、やさしい味付けでとても食べやすかったです!
色んな味が楽しめるボリューム満点のお弁当でした!
カボチャのスープもこれまた絶品!!ごちそうさまでした!

ポークソテーとオリジナルソースが絶品でした!

食事だけじゃない!一日中、楽しめる居場所

食後には、
「わかったさん」によるバルーンアートのイベントも開催しました。

カラフルな風船をみんなで作ります!

子どもたちは、みんなで一緒にバルーンのアーチを作ったり、ハロウィンも近い!ということで、魔女のほうきを作ったりと楽しんでいる様子。

風船を器用にクルクル。子どもたちも真剣そのもの!

そのころ調理室では、バルーンアートに参加している子どもたち用に、おやつのカボチャプリンを作っていました。片付けをしながら、おやつまで…。本当にお疲れ様です!

バルーンアート後のおやつづくり

子ども食堂以外のさまざまな取り組み

キッズ王国では、子ども食堂以外に、廃校となった旧野友小学校の保全活動、施設を利用した学童保育を行う『野友キッズ王国』の運営を目指しているそうです!
また、市内に「子ども食堂タベルナ応援隊天辺店」をオープンし、売上金を子ども食堂の運営資金として活用しているとのこと。
取材後にお伺いしましたが、半無人店舗になっていて、規格外のお野菜などが販売されていました。そのほか、雑貨や手づくりの石鹸などもあります!募金箱も設置されていました。

子ども食堂の取材を通して、色々な取り組みを知ることができ、
日々、ワクワクしながら取材しています。
地域や行政の方とつながりあい、子どもたちのために、
アイデアを出しながら、工夫して活動しているキッズ王国。

子どもたちのための取り組みは、アイデア力もさることながら、
子どもたちの成長につながる体験ができる居場所だなと感じました。

 最後まで、ご覧いただきましてありがとうございます。
子ども食堂調査まだまだ続く!
次回も乞うご期待!
 

子ども食堂タベルナ(運営:NPO法人キッズ王国)
開催日: 第2・第4土曜12時~16時(受付11時30分~)
開催場所:鉾田市社会福祉協議会(茨城県鉾田市当間228番地)
ホームページ:https://www.kids-kingdom.name/
キッズ王国通信(広報誌):https://www.kids-kingdom.name/press/

※対象年齢など詳しくは、お問い合わせください。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、活動内容が変更となる場合があります。

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