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札幌で塾と家庭教師をしています。

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マガジン

  • 学校ではない選択のお話

    不登校とか学校に行かないとかのお話。(不登校・フリースクールという用語が嫌いなので「学校ではない」としてます)

  • ニセ科学

最近の記事

環境とか、自然ってお話(へ理論な環境学)

近年、環境ということがとても普通に語られたり、環境で飯が食えるようにもなっていたり、、、「環境」の名前のついた学科を卒業した者としてはうれしい限りです。 と、言いつつ、、、なんだか話をしていることが旧態依然、、、なんも変わらんのだなあ、と思っているところもあります。 正直「辟易としている」くらい「全く進んでいない」と思っているってお話です。 感情的な環境論、というもの環境を論ずる時、話す時、どうしても「感情的な環境論」ってのに陥ることあります。 それは例えば「この美しい自

    • 札幌なのに暑い日が続くので「あつい」を考えてみた、という始まりにしてみた。

      実際には、こんなTweetがあったので、それを元にして書いただけです。 最近塾の先生方のTwitterをよく読んでいて、この先生のお話が面白いんですよねー。で、このTweetから、「ちょっと中学受験に出てきそうな話だなー」とふと思いついて書いたのが以下の文。どーでもイイんですが、せっかく書いたので表に出しておきます。 以下の文を読み、問に答えなさいこれだけ暑い日が続く札幌も珍しい。 暑い暑いと言い続けていても涼しくなるはずもなく、暇を見つけて「あつい」を考えてみた。 暑

      • 平等、とやらのお話ーその2

        教育のお話はホントはお仕事のブログに書いているのですが、、、お仕事っぽくないお話(かなりワケワカランお話)になると思うので、こちらでm(_ _)m 教育は平等か?例えば「私立中学を受験する」という時、まず「私立中学に行くと良い」という情報を全ての人が持っていないと平等じゃないわけです。そしてその「行くと良い」という情報を正確に把握できる能力がないと平等にならないわけで、、、。 保護者(親)が平等か?という問題点が大きくなるわけです。 例えば、我が家の父母は2人とも高卒で仕

        • ワクチンが作れない国になった。

          「こうあってほしいと思っている日本」は今のイスラエルのような対応ができる国なんじゃないかなー、、、という話をダラダラ書きます。 それ以上のこと別に書きませんので、ココで読み終わっても大丈夫ですm(_ _)m。 技術立国・日本私達は日本は技術立国で、加工貿易で、入ってきたものをより価値の高いものに変える技術(と知恵・知識)がある国だと思っていました(し、まだ思ってるところあります)。 でも、コロナウイルスの対応を見ていると、日本は既に先進国ではないなー(もしかすると、後退国

        環境とか、自然ってお話(へ理論な環境学)

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        • 学校ではない選択のお話
          8本
        • ニセ科学
          4本

        記事

          教員の働き方改革と地域の力のお話

          こんなTweetを見たわけです。 で、思うこと色々ありまして。徒然書いてみます。 先生の仕事小学校・中学校・高等学校の教員(先生)のお仕事は基本的に「学校の敷地内にある」わけです。 敷地外で夜間のパトロールとか、どう考えても教員の権限を超えてますよね(笑) 登下校の時間に学校外で児童・生徒を見守る、のもどうでしょう?学校外で先生が見てるところで交通事故が起きて「教員のせい」にならない、、、とは限らない世の中です。世知辛いですが、そういったことを考えると「見守り活動」とかは

          教員の働き方改革と地域の力のお話

          検索しない、というお話

          という話ではなく(笑)。それはそれでお話したいことではあるんですが、、、。 ggrksなお話ではないんですが、ggrksと言いたくなるお話ですm(_ _)m 10年くらい前何でもネットで検索して「覚えない生徒が増えて困る」というお話がありました。「スマホで調べればわかることを暗記させる意味がわからない。その知識を使う方法を身に着けさせればいい」という人もいましたね。 wikipediaだけじゃダメだけど、、、「検索すればわかることまで覚えるのは嫌だ!」という生徒の言葉には

          検索しない、というお話

          「生まれ変わり」のお話

          という話が今回のお話のスタートです。 色々な意見はあると思えど、、生まれ変わりを否定することは大事だと思っています。宗教観とかの話はとても大事です。が、、、現時点で「生まれ変わりを強く肯定できる事実は無いことが間違いないと社会的にも認識されている」と思っているんですが、、、違うんですかね? ちょっと脇道にそれます実は私はFSMに入信していまして(笑)。 日本名「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」というヤツです。 ご存知の方もいるかと思いますが、いわゆるパロディー宗教とい

          「生まれ変わり」のお話

          人類の知識という話(追悼・小柴先生)

          先日(2020年11月12日)小柴昌俊先生が逝去されました。 2002年にノーベル物理学賞を受賞されたお爺ちゃん、というとわかる方も多いかと思います。 2002年は同時に化学賞で島津製作所の田中耕一さんも受賞していて、、、こちらは「タンパク質を解析する機械を開発した会社員」という話が比較的わかりやすかったせいもあって、わかりにくい研究だと言われたりしてました。 なんせ「ニュートリノ(中性子)を世界で初めて検出した」話で、、、 ほとんどの記者が「この実験はどういった意味があ

          人類の知識という話(追悼・小柴先生)

          コロナでズレてる?

          時期がずれてる気がしてます。今年の学校、コロナでスタートが6月にずれました。 その結果、例年と違う形で生徒の調子の上下動が見えているような気がします。 例年であれば・5月連休前後でいわゆる5月病な落ち込み ・夏休み後(8月後半〜9月)に不登校傾向の生徒が出がち です。今年は5月病の時期は学校がまだ始まっていないし、夏休みもあったけど短くて、、、なんだかよくわからない感じでした。 で、9月中旬〜10月で調子悪い生徒が増えたんですよね(私調べ)。気になってネット(Twitt

          コロナでズレてる?

          「不易と流行」だなー、と思った話。

          というお話がありました。以下引用。 「『当たり前』をやめた。」ことの当否はふれない。「目的思考」で学びが変わったのかは分からない。「型破り校長の非常識な教え」がどれだけ効果があったのかもよく分からない。 けれど、「百ます計算」を子どもたちにやらせまくった人、「よのなか」のしくみを子どもたちに過剰に伝えた人など、教育業界で一世を風靡した人たちが、その後継続的に実績をあげているという話は、寡聞にして聞かない。「ヤンキー先生」に限っては、そもそも何かを成し遂げたかすら怪しい。ただ

          「不易と流行」だなー、と思った話。

          わかりやすいお話

          というのが今回のお話のネタ元、、、というかスタートです。 理系にありがちな「わかるように話さなきゃダメ」という思い私自身、大学で生化学(やら生物物理化学)分野の事をしていて「できるだけ専門でない人にも理解できるように噛み砕いて説明できるようにする」が大事だと研究室でも教えられてきていました。で、今でもそれが基本的には正しいと思うのですが、、、「わかりやすく説明する」はどこまで必要なんだろうか、というお話というか議論というか、、、大学時代(大学院時代だったかも)に友人としたこ

          わかりやすいお話

          勉強方法のお話

          塾・家庭教師のブログも書いてますが、やはり(当然なんですが)「勉強方法」やら「公立高校受験」「評価の方法」「絶対評価と相対評価」といったキーワードで見に来て頂いております。 で、「入試のための勉強方法のお話」みたいな記事を書いたりもしていますが、、、ちょっと勉強方法について思うところを書いておきます。 そもそもそもそも、勉強方法なるものは「自分自身で少しずつ獲得していくもの」であって「誰かに教わってできるようになるものではない」という考え方があるらしいです。なるほどそうだ

          勉強方法のお話

          ベッポのお話(ふと思い出した)

          ミヒャエル・エンデ作「モモ」の登場人物にベッポという爺さんがいます。ベッポは「道路掃除夫」という仕事をしていてモモにこんなことを言います。 「とっても長い道路をうけもつことがあるんだ。おっそろしく長くて、これじゃとてもやりきれない、こう思ってしまう。」 「そこでせかせかと働きだす。どんどんスピードをあげてゆく。ときどき目をあげて見るんだが、いつ見てものこりの道路はちっともへっていない。だからもっとすごいいきおいで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息がきれて

          ベッポのお話(ふと思い出した)

          放言(流行りのツーブロックの話)

          言い過ぎない程度に放言。言いっぱなしです。 中学校・高校の校則なんて「20年以上前」どころか「30年以上前」から変えていない(変えられていない)のは結構あると思います。1から全部見直す時間が教員に無いのにどうやって変えられるんだろう。 しかも校則の変更って(たぶん)教員(学校側)だけでなく生徒総会とかでOKもらうとか必要だった気がする(それは生徒会の会則か?)。何にせよ、先生がたに暇がないのにそんなんできるわけない。 茶髪(染髪)・パーマがダメってのも随分昔からのルール

          放言(流行りのツーブロックの話)

          学校・子供応援サポーター人材バンクに登録してみました。

          文部科学省がコロナな頃に「教員を助けるために人集める」みたいなことを言っていたんですよねー、4月くらいに。 で、時給が安い(1,000円〜2,500円くらいだった記憶・記事見当たらず)し、札幌であるかどうかわからないし、、、と何もしないでいたんですが、ふと思い出して札幌市教育委員会とか北海道教育委員会とかを検索してみたんですが、「コロナ対策で人を集めている」という話は全く出ていないので、まだなんだなーと思っていたんですが、、、文科省で一括で集めているんですね、知りませんでした

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          behavior:ビヘイビア、のお話

          behavior(ビヘイビア):意味・ふるまい、行動私が大学時代に研究していた(生化学の)分野で「ふるまい・見た目上起きていること」という意味で使います。 私が大学時代やっていた研究は「ゾウリムシの繊毛運動制御に関するタンパク質」ってな感じのお話で、その中でも「細胞構造表層シート」ってのを作って位相差顕微鏡で観察する、、、というもので 実物はこんなものです(元・富山大学野口先生のページより無断拝借m(_ _)m)。 結構、きれいな動きしてますよねー(笑)。ゾウリムシの体

          behavior:ビヘイビア、のお話