一日千秋【札幌千秋庵】

1921年9月5日(大正十年)創業。北海道札幌市にあるお菓子の専門店です。札幌千秋庵で…

一日千秋【札幌千秋庵】

1921年9月5日(大正十年)創業。北海道札幌市にあるお菓子の専門店です。札幌千秋庵で働く仲間たちのこと、商品開発秘話、かかわるすべての人たちの想いやストーリーをお届けします。お菓子のこと、会社のことを知っていただき、楽しんでいただけたら嬉しいです。

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  • 読むPodcast|札幌千秋庵のおかしなはなし

    札幌千秋庵の新商品や歴史について、グイグイ迫るPodcast配信番組『札幌千秋庵のおかしなはなし』。MCはラジオDJの鈴木彩可さん。この番組を記事でも読んでみたいという方に向けての企画です。Podcastとあわせてご覧ください。

最近の記事

「聞き手に徹して、しっかり寄り添う」これが、私の営業スタイルです。

神谷直史(かみや ただし)さんは、2023年7月に千秋庵製菓の外商課に加わったニューフェイスです。外商課は、百貨店や量販店、アンテナショップ、コンビニ、空港のお土産店などで千秋庵製菓の商品を販売するための営業を担当する部門です。神谷さんはその中で、新千歳空港を中心に営業活動をしています。今回の【一日千秋】は、神谷さんのこれまでの経歴や営業職についての想い、そして現在の心境について伺いました。 これまでの歩み ― 神谷さんは、千秋庵製菓に入社する前はどのような仕事をしてい

    • 山親爺の新しいパッケージデザインは「山親爺らしさ」を追求することから生まれました

      2024年3月18日にテレビCMが復活すると共に、新パッケージの販売がスタートした山親爺。今回の【一日千秋】は、「読むPodcast 札幌千秋庵のおかしなはなし#02」に続き、山親爺の新しいパッケージデザインを担当した嶋田佳那子(しまだかなこ)さんに、さらに詳しいお話を伺いました。 ー 「札幌千秋庵公式Podcast」がリリースされましたね。収録お疲れ様でした。実際に出演をしてみて、いかがでしたか? 嶋田:すごく緊張しました…。ただ、今回MCを担当してくださった鈴木彩可さ

      • 【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #02

        ※今回の【一日千秋】はPodcastと連動した記事になっています 札幌千秋庵では、2024年3月18日の山親爺のパッケージリニューアルと、山親爺のCM復活を記念して、山親爺に関する音声コンテンツを作成しPodcastで配信しています。是非Podcastを聴いて頂ければと思いますが、記事で読みたいという方向けに、Podcastのコンテンツを基にした記事を作成しました。一部補足も加えながら記事化していますので、あわせてご覧ください。 鈴木:う~ん、やっぱりおいしい!おいしい山

        • 【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #01

          ※今回の【一日千秋】はPodcastと連動した記事になっています 札幌千秋庵では、2024年3月18日の山親爺のパッケージリニューアルと、山親爺のCM復活を記念して、山親爺に関する音声コンテンツを作成しPodcastで配信しています。是非Podcastを聴いて頂ければと思いますが、記事で読みたいという方向けに、Podcastのコンテンツを基にした記事を作成しました。一部補足も加えながら記事化していますので、あわせてご覧ください。 鈴木:う~ん!やっぱりおいしい!今日は、札

        「聞き手に徹して、しっかり寄り添う」これが、私の営業スタイルです。

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        • 読むPodcast|札幌千秋庵のおかしなはなし
          3本

        記事

          【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #00

          ※今回の【一日千秋】はPodcastと連動した記事になっています 札幌千秋庵では、2024年3月18日の山親爺のパッケージリニューアルと、山親爺のCM復活を記念して、山親爺に関する音声コンテンツを作成しPodcastで配信しています。是非Podcastを聴いて頂ければと思いますが、記事で読みたいという方向けに、Podcastのコンテンツを基にした記事を作成しました。一部補足も加えながら記事化していますので、あわせてご覧ください。 中西・鈴木:札幌千秋庵のおかしなはなし

          【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #00

          『山親爺』を守り続けたい!その使命感が今の自分の原動力

          『山親爺』は1930年(昭和5年)に発売し、2024年で発売94年目を迎えた札幌千秋庵の代表銘菓です。 山親爺の発売初期から製造に携わってきた職人が次々と定年を迎える中、「伝統の味を守りたい」という強い想いで、自ら山親爺の製造チームの旗振り役を買って出たのが、製造部 山親爺課の高橋雄二さんです。 今回の【一日千秋】は、高橋さんの和菓子職人としての歩みや、山親爺の伝統を守り続けている今の想いをうかがいました。 千秋庵製菓の職人としての歩み ― 入社のきっかけは? 高橋:

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          シンプルな作業の中に、いろいろな技術や情報が詰まっているところが「パッケージング」の面白さ

          普段何気なく目にするお菓子の包装(パッケージ)は、「商品の魅力を引き立たせる役割」や「品質を安全に保つ役割」を担っており、そこには様々な技術と工夫が込められています。 今回の【一日千秋】は札幌千秋庵のお菓子の包装を担当する、パッケージング課 課長の坂東千鶴子さんにお話を伺いました。 千秋庵製菓での歩み ー 入社のきっかけは? 坂東:大学時代に食品科学を専攻していたこともあり、「将来は食品製造の工場で働きたい」と考えていました。千秋庵製菓に入社したのは、幼い頃に見ていた山

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          「いつも変わらぬ美味しさを届けること」が和菓子職人として当たり前の心がけ

          和菓子は製品に含まれる水分量や、材料、製法によってさまざまな種類に分けられます。その中で「焼物(やきもの)」は「どら焼」を中心に、最もポピュラーな和菓子の種類のひとつです。 今回の「一日千秋」は札幌千秋庵の「焼物」の製造を支える、焼物課 課長の木立利一さんにお話を伺いました。 木立さんの菓子職人としての歩み ― 入社のきっかけは? 木立:「山親爺のテレビCMを見たこと」ですね。お菓子づくりの製造技術が全て身につくだろうと思って、1973年(昭和48年)に入社しました。

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          発売から54年の時を経てリニューアルしたパッケージデザイン。“アポロ商戦”と共に誕生した『宇宙菓 月の石』の歴史を見てみよう!

          皆さんは札幌千秋庵の「月の石」というお菓子をご存知ですか? この「月の石」という商品は、2023年9月にパッケージをリニューアルしました。 遡ること1969年(昭和44年)7月20日。アポロ11号が人類で初めて月面に着陸したことは世界的に有名ですが、アポロ11号の月面着陸予定日が近づくにつれて、当時の新聞には「アポロ商戦」、「デパートには宇宙コーナー設置」などの見出しが躍り、札幌市内でもこの歴史的瞬間に目をつけた各業界や商業施設などがこぞって商戦に乗り出しました。 家電業

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          発売から49年目。誕生から進化へ…。受け継がれる『ノースマン』製造のバトン

          札幌千秋庵の代表銘菓『ノースマン』は1974年(昭和49年)に誕生し、 2023年で発売49年目を迎えるロングセラー商品になりました。 今回の「一日千秋編集室」は、ノースマンの発売初期から今日まで製造に携わり、現在はノースマン製造チームのレジェンドとして活躍する杉野哲也さんと、入社2年目にもかかわらずチームのエースとして活躍する 茶畠茂継さんに、ノースマン誕生から現在の進化までのストーリーや造り手としての想いをうかがいました。 千秋庵製菓の職人としての歩み ― 杉野さんの

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          和生菓子の職人として58年、会社の歴史と伝統技術を今につなぐ

          伝統的な技法を用いて、四季のうつろいや美しい自然を表現する上和生菓子は和菓子の花形です。創業者である岡部式二も「現代の名工」として表彰されるほど、極めて優れた和菓子職人でした。製造部 和菓子課の渡邉明春さんはその技を師を通じて受け継ぎ、現在札幌千秋庵で唯一「師範」の資格を有する和菓子職人です。現在は主に上和生菓子の製造を担当しています。 今回、「一日千秋 編集室」は渡邉さんにご自身の和菓子職人としての歩みと札幌千秋庵の当時の歴史をうかがいました。 千秋庵製菓の職人としての歩

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          手ぬぐいに描かれた「銭函金助」の世界~「鰊」の絵柄に込めた小樽の栄華~

          南小樽駅から続くなだらかな坂道は “職人坂”と呼ばれ、昔から多くの職人たちが工房を構えていたそうです。この坂道の途中、少し奥まった住宅地にテキスタイルブランド「Aobato(アオバト)」の工房があります。 札幌千秋庵の板状かりんとう「銭函金助」の発売を記念したオリジナル手ぬぐいは、この「Aobato」の工房で誕生しました。 「一日千秋 編集室」は工房を訪ね、プリンターの小菅和成さんとデザイナーの岩本奈々さんにデザインから染色までのストーリーをおうかがいしました。 テキスタ

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          板状かりんとう「銭函金助」。北海道最古のかりんとうの技が生み出す艶やかさと薄さ約0.8ミリへの挑戦

          北海道最古のかりんとう「中野のかりんとう」を製造する北の食品株式会社と、創業103年目を迎えた札幌千秋庵。ともに北海道コンフェクトグループの一員である2社の技術と伝統から生まれた新商品が「銭函金助(ぜにばこきんすけ)」です。 蜜がけした薄い形状はまるで黄金色のお札のよう。パリッとした食感と、香ばしい香り、そして黒胡麻の風味が後を引く味わいです。 今回はかりんとうを手掛けて17年目の高井さんと、異業種から転職しコラボの架け橋となった関谷さんのお二人に商品開発のお話をうかがいまし

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          札幌千秋庵との出会い~日々大切にしていること【社長インタビュー後編】

          前回に引き続き千秋庵製菓の代表取締役社長 中西克彦のインタビュー後編をお届けします。社長就任の経緯や札幌千秋庵との出会い、仕事をする上で大切にしている考え方や普段の時間の過ごし方について聞きました。 社長就任の経緯と就任後の想い ー社長になった経緯について改めておうかがいします。 中西:私の高校時代の同級生であり、かつて一緒に働いたこともある北海道コンフェクトグループ代表の長沼真太郎さんから声をかけていただいたのが縁で、2021年に千秋庵製菓に副社長として入社しました。

          札幌千秋庵との出会い~日々大切にしていること【社長インタビュー後編】

          「ホンモノのおいしさづくり」への挑戦【社長インタビュー前編】

          私たち札幌千秋庵のミッションは「ホンモノのおいしさづくり」。 一見ストレートでシンプルですが、お菓子づくりを生業とする会社としては、実に奥深いミッションとも言えます。 この原点に立ち返り、過去のエッセンスを抽出した「おいしさづくり」に挑戦する五代目社長 中西克彦のインタビューをお届けします。 創業102年目。改めて目指す“ホンモノのおいしさづくり” ―改めて「ホンモノのおいしさづくり」をミッションとして掲げた理由をおうかがいします。 中西:「本物のおいしさづくり」とは、

          「ホンモノのおいしさづくり」への挑戦【社長インタビュー前編】

          札幌千秋庵にかかわる人たちの想いを真っ直ぐ届けたいから…noteをはじめます。

          はじめまして。千秋庵製菓株式会社の公式note「一日千秋」の編集室です。 ご覧いただきありがとうございます。 私たちは、北海道札幌市で創業102 年目を迎えた菓子専門店「札幌千秋庵」を展開する会社です。 ここで働く仲間たちと、札幌千秋庵にかかわるすべての人たちの「想い」や「ストーリー」を届けるために、札幌千秋庵のnote公式アカウント「一日千秋」を立ち上げました。 初めての投稿では、noteを始める背景や構想について、弊社代表取締役社長中西のインタビューをお届けさせていただ

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