きっと私が「写真撮るのが好き」と言うと大体のつまらない人間は「この小娘はただ単に旅行に行って観光地の写真撮ってるだけなんじゃないかな」とか「そんなに見栄えも良くない友達をモデルとして使ってインスタ載せてるだけなんじゃないかな」とか思ってるように見受けられる

写真と言っても沢山のカテゴリーに分かれる訳でみんなが同じような写真を撮る訳ではない、それぞれのスタイルがある

自分の好きなことを人に分かってもらうために自分が努力しないといけないことは分かっているが、結局どうせ分かってもらえないと思い諦める

それでも相手は会話を深めるために質問してくる訳でやはり一番多く聞かれるのが

「どんなカメラ使ってるの？」

私にとってはくだらない質問第1位である
なのでいつも聞かれた時は振り返り、肩に下がっているカメラを見せつける

相手がカメラ好きな場合は次々と高額なカメラの種類の名を上げていくのを白目を向けて聞き流す(shhh!)

私は別にiPhoneで撮り続けてもよかった
簡単にライティングを調節できるし、不便はない
私のポートフォリオにも1枚iPhoneで撮った写真を含んでいるし、アートとして良い雰囲気を出す時がある

しかし写真を印刷するとなった時にやはりクオリティが左右するので一眼を買うことを決意した
別にクオリティが悪い写真がダメな訳ではないが、やはりより多くの評価を得られる気がするのだ

でも正直言ってどんなカメラの種類なんてどうでもいいし自分には関係ない
写真が撮れてパソコンに取り込められればそれでいいのだ
ある程度のクオリティがあれば

今の時代でスマホや新型のデジカメの代わりにガラケーや古めのフィルムカメラ、2000年代のデジカメを使って撮ってる人もいる
それぞれ違う雰囲気を持っていて良い

写真をやってるからってみんなが同じ目的を持ってる訳じゃないし、もし「写真家なんです」って初めて会う人に言われたらまず何を撮るのが好きか聞いた方がいいかもしれない
そこで技術派の写真家だって分かったらどんなカメラ使ってるか聞いても良いかも、知らないけど

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[プロフィール]
Sara
東京出身 / アメリカ・オハイオ州在住 / 高校三年生 / ストリートフォトグラファー / 画家

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