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自分のセクシャリティに関する記事を書きたい。 その上で色々と考えたこと。

※ 4/9にアップした記事を加筆修正して再アップしました。読みにくさと言葉の足りなさを感じたためです。一度読んで下さった方、いいねを付けて下さった方は申し訳ありません。ご了承ください。



先日こんなつぶやきをしました。

セクシャリティに関する記事を書いてみようと思ったきっかけは、自分の人生を振り返って記録をしたいと思ったからです。

自分がセクシャル・マイノリティに属していると気が付いたのは、大学3年の時でした。その時にお付き合いをした方も同じくセクシャル・マイノリティに属する方でした。彼と出会いお付き合いしたのは約5年ほど。その中で性自認・恋愛対象といった、これまで触れたことのない言葉にも多く触れ、関わったことのない人とも関わりました。

そこで見えたのは、自分に見えている世界はほんの少しだということでした。言葉を知って人を知れば見える景色が変わる。自分の周りにマイノリティと言われる人達が本当は沢山いたのだということに気付きました。

自分の身近にそういう人はいない。そう思っている人は、案外多いのではないでしょうか。それはあなたに見えないように隠しているだけ、かも知れません。あなたの兄弟、あなたの子供、あなたの両親。もしかしたら、と考えたことはありますか?

セクシャリティに関する記事を書きたいと思ったのは、自分のためでもありますが、その世界に触れたことがない人のためでもあります。私の書く記事が、知るきっかけになったらいいなという気持ちがあったからです。


記事を書くにあたって、悩むことがありました。それは、こういった記事を誰もが見られる場所に公開してもいいのかということです。

私はセクシャル・マイノリティに関する専門家ではありません。マイノリティに属するセクシャリティを持った単なる一当事者です。書くことが出来るのは私の経験だけで、私は何も論じることは出来ません。私の記事がセクシャル・マイノリティを知るきっかけになればとは言いましたが、私ひとりの考えがマイノリティ全体の考えだと思われてしまうのは怖いとも思いました。

それに加えて、私自身のプライベートな情報を公開してしまうのが不安だという気持ちもあります。名前や住所が漏れることとは違いますが、私がこれまで生きてきた人生を人目に晒すということは、勇気のいる行為でもあります。

以上のことをふまえて考えたのは、私が書こうとする記事は有料記事として出すのが良いのではということです。


有料記事の執筆は私にとってまだハードルが高い分野です。専門的なことが書いてあるわけでもない、一個人のこれまでの記録。そういう記事に、大事なお金を使ってくださる方がいるかは分かりません。私自身にそれだけの魅力があるとも自信を持っては言えません。

ですが、それでも有料記事にしようと思えたきっかけはnote編集部さんの記事でした。私も以前にこの記事の中で紹介させてもらっています。こういう使い方であれば、有料記事に挑戦してみてもよいかもしれないと思わせてくれた記事です。

安心して自由に発信するため

収益だけが目的ではありません。コンテンツを有料にすることで限られた人だけに届けられるようになります。少しプライベートな話や誤解されやすい話などネットに広めたくない事柄、または自分のことをわかってくれるファンや同業者にだけ伝えたい内容は、「あえて有料にしてみる」のもひとつの手段です。少額でもいいので有料ゾーンを設定すると、より安心して発信できるようになります。

note編集部

先ほども書きましたが、有料記事にすることで私が書く記事が誰の目にも触れない可能性もあります。買ってくれる人がいなければ、事実そうなるわけですから。それでも書きたいという気持ちと見てもらえないかもという不安を比べたら、書きたい気持ちの方が大きいんです。安心して書きたいし、伝えたいことはしっかりと伝えたい。

私が記事を執筆して有料記事として公開したのちに、もし購入してくれる人がいたとしたら。きっとその方とは、よい意見交換が出来るのではと思っています。ふーんと思ってくださるだけでも勿論いいですし、悩み事や不安を相談し合うのでもいいです。そういった秘密の場所みたいに使うこともできるかな、なんて。

さてここまで長々と書いてきましたが、実際にどんな内容を書くのかというとこんな感じを考えています。私の過去の振り返り、出会ってきた人達(主にお付き合いをしてきた方々)そして同性婚や妊娠・出産について考えること、家族や周囲の人へのカミングアウト。皆さんが気になるのはこのあたりかなと思いながら見出しを作りました。

記事の執筆にどれくらいかかるかは分かりませんが、少しずつ自分としっかり向き合いながら書いていこうと思います。

金額は100円で設定します。最低金額は100円からなんですね、本音を言うと30円くらいにしたかったです。そしたらもう少しハードルが下がる気が。笑


誰の目にも触れないかもしれないけれど、誰か一人でも私の記事を読んでくださる方がいて、そしてその方が何かを考えるきっかけになったらいいな。そんなことを思いながら書いてみようと思います。

それでは。

Thanks to ciliegie様


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