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幼児の発達検査の目的

⇧リール動画をどうぞ

⇧これまでも発達検査について、いろいろ提供しています。
検査に行くか迷っている方、検査の活かし方がわからない方、
お仕事で検査をし始めたばかりの新人さんへのメッセージです。

幼児対象の一般的な検査は、新版K式と、田中ビネーですね。
検査の項目一つ一つの分析も、
全体のバランスについての考察も、私は大好きで、得意でしたが、

何より、やっぱり子どもと一対一で向き合いながら、検査課題という共同作業をするのが楽しかったなあと思います。

そして、検査前、合間、後で見せる、それぞれの子どもの姿が、
発達の特性も含めた性格が出ていて面白いw

こういう検査ものって、基本的には
知らない部屋で、知らない人と、一定時間取り組む、というシチュエーションです。

でもその適度な緊張感ゆえに、いつもより集中できる子どももいれば、
場や人に慣れるまで、じっと動かない、話さないを決め込む子もいて。

でも、検査をする側としては、この1時間以内に検査を完了して、次の診察につなげなければならないプレッシャーもモリモリあってw
毎回、とてもスリリングw

ママたちにとっては、検査の出来というか、人によっては成績、という言葉を使って、
結果だけに注目しがちですが、
私たち検査する側、療育する側がより見ているのは、他のこと。

これからの育ちのヒントになる、あれこれ。
どこに伸び悩む発達のポイントがあるのか?
この先、どんなふうに変化しそうか?
どの力が、今後の伸びを引っ張っていってくれるキーになりそうか?
そんなことも読み取っています。

そして、その読み取り方、保護者への説明の方法を、全部伝授したいwと私は思っています。
学生さんに向けて、そのような授業を担当する機会もいただいていますが、
できれば、今、そのお仕事を担っている方に伝えて、
ご自身のスキル&パワーアップに活かして欲しいなと思います。

保護者にとっては、毎回ドキドキの検査。しかも基本的には年に1回のチャンス。
それを安心して実施&これからのことも解説できる担当者がいると
とても心強いですよね。

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