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似合うニットの選び方


ニットについてのマシュマロをいただきました!
私は重ね着というよりもっぱらニット1枚着てどーん!タイプなので、似合うニットをどうやって見つけるかは重要課題。
あくまで「私の場合はこうです」という話にはなってしまうのですが、
似合うニットの選び方について振り返っていこうと思います。


まずは私のスペック。
こうして書き出してみるとまあ主に下半身へのコンプレックスが強いことがわかるかと思うのですが、似合う服が少しずつわかるようになってきてからはあんまり気にならない!
もちろんコンプレックスはない方が良いけど、コンプレックスをファッションでどう攻略するか、というゲーム性が加わる楽しさもあるよね。
燃えるよね!

コンプレックス克服ゲームを攻略するには、自分のスペックをしっかり理解することが大切。
例えば私は手が長いから普通の袖丈だとなんだか中途半端に…ロングスリーブが必須首も長いから襟ぐりは詰まっているか、いっそ大胆に開いている方が似合う。中途半端なラウンドネックが一番似合わない…。
骨格的に下重心なのでショート丈などシルエットにメリハリのつくものを選ぶのが吉です!

いわゆる「骨格診断」「パーソナルカラー診断」「パーソナルデザイン診断」が関わってくると思いますが、自分に似合うニットたちを見てみると、それらの診断結果だけでは導き出せなかった部分もあるんじゃないかなあと思ったり。
(私はパーソナルデザイン診断を受けたことがないので、それも大きいかも!)
表情とか身振り手振りとかその人の持つキャラクターでも「似合う」は変わると思うので、一つの診断結果に縛られるのではなく、「これだ!」という部分は参考にしつつ、ご自身の違和感や直感に従ってみるのも良いかもしれません。
ちなみに私は骨格診断は「ウェーブ」、パーソナルカラー診断は「ブルべ夏」!


今回は「似合う」を主に「色」「素材」「シルエット」の3つに分解して振り返ってみました!



まずは定番の黒ニットから。
アームが細いわけでも太いわけでもなく、丈も長くも短くもない、いわゆる「スタンダードな黒ニット」。
私が着ると「なぜそのニットを選んだのか」という意志が全く感じられず、中途半端で野暮ったい仕上がりになってしまいます。
シンプルな黒ニットをさらりと着こなせる大人に憧れるけど、どうやら私にはシルエットやデザインのメリハリが大事みたい。
素材に関しては、顔が薄い私にとってハイゲージは似合うアイテムの一つのはず。
でもなぜか無地の余白に耐えられずにのっぺりとした印象に。
かといって太いリブニットはそれだけで装飾過多なイメージに。
そしてほっこりしやすい…。

そして模索した結果、お気に入りになった黒ニットたちはこちら!

「細いリブもしくはハイゲージニットで、少しだけデザインがあると良い」という結論に辿り着きました。
ニットワンピースは体のラインが出るタイプが◎
ストンと真っ直ぐ落ちるシルエットのものはなんだかモサッとしてしまって断念…。これもメリハリだね。

厚手ニットだとほっこりしてしまうこともあり、私の持っている黒ニットは全て薄手
マシュマロ主さんのおっしゃる通り、真冬に1枚で着るには寒いのです。
そこでおすすめなのは、上からカーディガンを羽織ったり、ニットタンクをレイヤードすること!
アクセントにもなるし、暖かいしおすすめです。

太いリブが苦手なように、得意な素材もあります。
それはモヘアとシャギー
この毛足の長さでデザイン性がプラスされるし、ふわふわだから柔らかい印象で顔がデザインに負けることもありません
そしてお気に入りのモヘア&シャギーニットは両端が超ビッグサイズ、真ん中がショート丈でアームも細いコンパクトなカーディガンで、どれもメリハリのあるシルエット。
改めて適度なデザインとメリハリのあるシルエットが大切なのだとわかりますね。
ちなみにマシュマロにもあった、ボリュームのあるニットを着た時にアウターの腕周りがギチギチになる問題の答えはひとつ。
アームホールの太いアウターを選ぶこと!!シンプル!笑
私のアウターの9割はアームホール太め。1つだけ細いキレイ目のコートがあるけど、それを着る時は中にヒートテックを着て対策をします。
ボリュームのあるニットを選びがちな方は、それを見越したアウター選びがおすすめです…1つあるだけでも全然違うと思う!

例えば骨格的に似合わない素材だったり、パーソナルカラー的に似合わない色だったり色々あるけど、苦手要素<得意要素というバランスさえとれていれば似合わせは可能だと思っています。
似合わない要素があるからといって諦める必要はない!!燃えるよね!!

【左上:水色デザインニット】
ベースがオフホワイトでアクセントラインが濃い水色。私は黄色みが苦手なのでオフホワイト×、くすんだ明るい色が得意なのでこの水色はNGのはず。ただ、私は柄の中でも特にストライプ(細め)などの直線デザインが得意なことと、かなりコンパクトなデザインかつ生地も薄いので似合わせることができました。たまに「あ~色がな~」と思うことはあるんだけど、ネイビーの花柄スカートを合わせて同系色でコーディネートしたりすると馴染んで「ありだな…!」ってなるよ!

【右上:ボーダーニット】
太い毛糸で編まれた厚手のニット。ちょっと固めで体のラインを一切拾わない感じ。落ち感もなし。色も黄色みの強いピンクと黄緑。そして苦手な太めのボーダー…つまり超苦手なニット!それでも似合うのはベースに得意な紫色が使われていることと、ぷっくり丸いデザイン太いアームショート丈、そしてボーダーの中に細いストライプが入っているので奇跡的に似合う!

【左下:茶色ニット】
霜降りのようなブラウンの太い毛糸で編まれたニット。色も毛糸の太さも、霜降りもとっても苦手…!ただ顔周りが白のモヘアなのでオールオッケー。顔周りさえカバーすれば色問題は大体カバーできると思ってる。そしてざっくりVネックショート丈も似合うポイント。

【右下:ベージュニット】
苦手な無地!しかもベージュ…。ただ黄色みが少ないベージュであること、そして超ハイネックハーフジップのデザイン性首元の切り替えデザインで余白に耐えられるのです。

ちなみに苦手要素>得意要素のものを選ぶと、本当に全然似合わないこともあるよ!

ただ、似合わないニットも「見える範囲を狭める」ことで着られるんです!
着回しは難しいから手放すのもありかなとは思うけど、私は黒のオーバーオールの中に仕込んで着ています。
オーバーオールで見える範囲が少なくなるし、カジュアルに転びすぎるオーバーオールにコントラスト強めの柄がちょっとしたアクセントになってくれてハッピー。

こうして振り返ってみると、そこそこ失敗もしてますね。笑
けど、似合わないを体感することで「じゃあどうする?」という新たな攻略法を見つけることができる。
100%似合う服に出会えたらそりゃ一番いいけど、100%じゃなくても大好きな服に出会うことができるんだって思ったら、服って楽しいな~ってなるよね…!


皿 割子




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