献血の思い出
Mayu.さんの初めての献血の記事を読んで、私の献血の記憶が蘇った。
Mayu.さんは新卒社会人で、書かれる文章が素直でとても可愛らしい印象だ。若い子かわええわぁと、いつも親戚のおばちゃんになった気持ちでnoteを読ませていただいている。エッセイを書かれることが多いのだけど、たまに書かれる小説もセンスが良くてとても好きだ。
あ!これ!全編英語!
私は英語は読めないので(英語に限らず猿荻レオンは日本語以外の言語には対応していません)、Google翻訳を使ったけど。このページ開いた時、シビれたもん。かっこよ!!ってなった。媚びてない感じがいい。もしかしたら、私が外国語に明るくないからそう思ったのかもしれないけど。
外国語のnoteとか他にもあったら読んでみたい。
そんなMayu.さんが献血できなかった〜と嘆かれていて、その記事を読んだ私が思い出すのはかつての献血の記憶である。
私は20代前半はよく献血に行っていた。
ジュースが飲めるし、スタンプカード的なものもあって、ポイントを集めたら何かがもらえた気がする。
それにいいことをしている気にもなる。
私の血が誰かの役に立つなら、とも思っていた。
結婚して子どもが生まれるとなかなか献血に行く時間もなくて、最近はめっきり献血できていない。
主に献血バスで献血をすることが多かったが、キャナルシティ博多に献血ルームができた時に、わざわざ足を運んで献血ルームへ行った。
献血バスでは成分献血ができないが、献血ルームであれば成分献血ができる。
私は特に貧血体質でもない健康優良児なので400mlの献血は余裕だ。わざわざ献血ルームに行かなくたって献血はできる。しかし、なんとなく成分献血の方がお得なような気がしたのと、献血ルームだとテレビを見ながら献血ができるという噂を聞き、私は友人と献血ルームへ足を運んだ。
献血ルームだと献血終了後にいただけるお土産的なものも献血バスよりもお得だったような記憶がある。
遊びに疲れたら、暇も潰せてテレビも見れて横になれてジュースも飲める献血ルームに行こう、という軽い気持ちで行った。
オープンしたての献血ルームは広々としていて、とても綺麗だった。
私たちが緊張しないように、スタッフの方が声をかけてくれながら針を刺す。
注射や点滴などの針系に抵抗がない私は、嬉々として自分の腕に針が刺さるのを凝視する。
そして、スタッフの方と談笑する。
ガンガン血が抜かれていく。
私が血を抜かれている間、こんなやりとりが和やかに行われた。
と、和やかな時間が流れた。
私はにこやかに答えたものの、「血の気が多いですね〜」に「え?!」と思ったのは言わずもがなである。
これまで「比重が重い」と言われたことはあったが、「血の気が多い」と言われたことはなかった。
いや、献血や採血の際に「血の気が多い」と言われた人はどのくらいいるのだろうか。是非とも統計を取ってみたい。できればあまりない経験であってほしい。ネタにしたいから。
画像生成AIにはそっぽを向かれたが、多分、結構言われている人は多いのではないかと、今は思う。
きっとあれは鉄板の献血ギャグだったんではないかと私は考えている。
そして、今では献血と言えば……の私の鉄板ネタにさせていただいているので、あの時ご対応いただいた献血ルームのスタッフの方には、20年程度の時空を超えて、お礼申し上げたい。
ありがとうございます。
久しぶりに献血、行ってみようかな。
もしかしたら、あの鉄板ギャグが聞けるかもしれない。
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