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政策研究大学院大学をざっと紹介します(私見)

やっと少し生活リズムに慣れてきました。
知名度があまりないので、改めて、ですが大学院についてざっと説明します。不正確なところはお許しください。自分が入学しようと思ったときにもネット上にあまり情報がなかったので今後誰かの参考になるように…

(※これは入学時の記事なので、もしよければ他の記事もぜひご覧ください)

https://note.com/sasaki_akihiro/n/n8412177fc6b7

https://note.com/sasaki_akihiro/n/n15323a06842c

https://note.com/sasaki_akihiro/n/nb8597628d6e2

この4月から政策研究大学院大学 公共政策プログラム医療政策コースに入学しています。
1年間で、「政策研究の修士号」と「医療政策コースの修了認定」を取得できます。




政策研究大学院大学は、六本木、東京ミッドタウン側で、国立新美術館の真横にある大学で、1997年に設立されたものです。
こじんまりした大学ですが、いくつか特徴があって
・政策、公共政策について学び、民主的な統治の仕方を学ぶ
・ミッドキャリア、すでに実務経験のある人のみが入学できる
・学生の6-7割は留学生で、50か国以上からそれぞれの国の若手幹部候補官僚が派遣されてきている
といったところです。

設立者は、インド太平洋地域での、ハーバードケネディスクールやフランスのENAに匹敵するような大学院を作りたい、という思いがあったようで、
日本国内ではあまり知名度がありませんが、アジア太平洋地域では一定の知名度があるそうです。(僕自身よく知りませんでした)
実際、フィリピン、オーストラリア、インドネシア、ウズベキスタン、ジンバブエ…など東南アジア、アフリカ、太平洋地域を中心に留学生と授業で一緒になることがありました。
日本人の方はそのまま官僚、という方が多そうですが、留学生のひとたちは帰国後にそれぞれの官庁で局長クラスや中央銀行理事になったりするらしいです。

僕のコースは4月入学のコースで、7-8割の授業は主に日本人と受講しています。日本人の同期の多くは、農林水産省や外務省、防衛省などの中央官庁やそれぞれの都道府県や市町村の30代くらいの官僚/公務員の方がほとんどです。まれにテレビや新聞記者やコンサルなど出身の方がいます。
教授陣は、研究者畑の方もいますが、元中央官僚で途中から教育現場に転じた方が多くいて、時期的に東日本大震災や、自民党→民主党→自民党の政権交代の時期に霞ヶ関で中心的な役割を果たしていた先生方が多い印象です。

学位としては「政策研究修士」がもらえるほかに、医療政策コースのコース修了の認定がもらえます。
入学してから知ったのですが、英語開講科目を一定数以上履修するともらえるGlobal studiesコースの認証と、データサイエンス関連の授業を一定以上とるともらえる「データサイエンス認証」も並行してとることができます。
とんでもない授業の取り方をすると、農業政策コースの修了認定+医療政策コースの修了認定、とかそういうこともできるようですが、なかなかきつそうです…本気出せば理論上は地域政策+医療政策+農業政策のトリプルボードができるらしいです。

ご時世もあり、去年までこの2年間は完全オンラインのみの授業だったようですが、今年から対面授業が再開し、7-8割の授業が対面またはハイブリッドです。
履修する授業の概要とかはまた今度投稿します。

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