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【中国語】【広東語】チャオズとギョーザ

中国語を勉強するようになって気がついたことの一つは、80年代から90年代にかけて自分が慣れ親しんだ中国語の多くは、広東語といういち方言だった、ということです。

そしてそのことを知らなかったり、頓着していない人が想像以上に多いことにも、あらためて気付かされます。

ドラゴンボールでは、天津飯亀仙人は日本語、チャオズプーアルタオパイパイなどの多くが普通話ですが、ヤムチャだけは広東語の発音となっています。鳥山明先生はそれを踏まえた上で、音や響きを重視されていたのでしょうか。

そう言えばチャオズのモデル(というかそのまんま)となっている「キョンシー」も広東語ですね。

ちなみにちょっと調べた感じでは、「ギョーザ」という読み方は、山東省方言説、満州語説、朝鮮語説などいろいろあって、出所はっきりしないようです。個人的には「チャオズ」より「ギョーザ」の方が、脂が乗っていておいしそうです。


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