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#32 さすらい食堂が将来創りたいのは『旅するシェフがエンドレスにノマドスタイルで稼ぎ続けられる社会の仕組み』

(2023/12/31加筆修正)

みなさんこんにちは。

昨日は、さすらい食堂を通じて“交流することの大切さ”やその意義、この一連のプロセスをどういう位置付けにしているか、というようなことを掘り下げていきました。

さすらい食堂としては“稼ぐ”ことよりも“旅するシェフが創る「料理」を通じた交流”を介して心の豊かさを感じてほしいという想いがすべてと言っても過言ではありません。

そんなさすらい食堂が思い描く未来像を今回はお伝えします。

元々、私が移住先を探しながら全国行ってみたい場所を訪れて、現地の方々と交流する事を目的に始めたさすらい食堂ですが、ほんとうに素敵な方々と沢山のご縁をもらえてるんです。とてもありがたいことに。

挙げればキリがないとはこのことかな。
素敵な方々のご紹介は追々させていただきますね。

いつの間にかご縁を紡ぐことが得意に?!

素敵な方々とのご縁を紡ぐのはおそらく私の特技と言ってもいいくらいだと最近思うようになりました。直近の出来事で言えば、数日前に京都の先輩(同じ小中高に通っていた野球部の先輩)を尋ねたら、高校卒業以来24年ぶりくらいに再会したにも関わらずめちゃくちゃおもてなししてもらっちゃいました。

単に先輩に会いにいって、先輩のやっている事業を見たいと伝えただけなのに、「お前のやりたいことにつながるかも」と色んなところに連れていってくださって、あれよあれよと先輩をきっかけに京都の宿、舟屋、遊覧船、うどん屋、食堂などなどいろんなつながりが広がったんです。

かくいう私は小中高時代はおそらくこんなコミュ力はなかったんです。昨日、小中学校の同級生と久々に会って当時の思い出話に花をさかせていましたが彼らの口からでた当時の私の印象は「寡黙」。良く言ったとして「クール」。そんな印象だった私がこんなに交流を楽しんでいることは自分でも信じられません。

余談はさておき、今まで自分が頂いたご縁の中には「また訪れたい!」「逢いいきたい!」と思う方々や場所があるんです。ほんとに沢山。でも、たくさんありすぎてその人たちに会いに行けるのが好くて月に1回、もしくは年に1回行けるか行けないかという状態。これとっても残念なんですよね。

『“旅するシェフ”がエンドレスにノマドスタイルで生活し続けられる社会の仕組み』を創りたい


さて、ここからが今回の本題です。

なかなか逢えない仲間に喜んでもらうには?!

先述の通り、なかなか逢いに伺えない中でせっかくご縁を頂いた方々に喜んで貰いたい!と思いう想いから自分の仲間となってくれたシェフ達にその地域拠点を営む方々のもとを訪れて、シェフの料理を振る舞ってもらえば喜んで貰えるのでは⁈という思いから『旅するシェフ』と全国の『提携拠点』をコネクトするシステムを作ってみたい!という想いが強くなっています。

その延長線上にあるのが『旅するシェフが移動して稼いで移動して稼いでと、いわゆるノマドスタイルで働き続けられる社会の仕組みを創りたい』という想いに至っています。

シェフ自身の好奇心を満たす。新しい発見を促せる。そんなワクワクする場を創り出したいんです。この仕組みは単に一人よがりだったりするわけではなく、しっかりと各ステークホルダーのニーズもとらえています。そのニーズを応援したい、貢献したいという想いが合致しているという事を以下でお伝えしたいです。

拠点・生産者・地域の方々が楽しめる場を創りたい

全国の魅力的なゲストハウスや民宿などを運営されている方々をはじめ、食堂やカフェなどをシェアしている方々、その地域で農業や漁業、狩猟などを営んでいる生産者の方々などなど、そういった方々を自分なりの方法で“楽しみながら”応援したいなと考えています。

とはいえ義務感でやっているわけではなく、やっぱり仕事は楽しくなくちゃ。人生を大いに楽しまないと!というのはベースにあります。


そんな楽しみながら地方を盛り上げていく仕組みとして考えているのがこの『さすらい食堂Online構想』。イメージしている方法としてはこちら。

①全国の拠点を仲間に迎え入れる
②旅するシェフ仲間を多数迎え入れる
③全国で活躍する生産者を仲間に迎え入れる
④その地域に住んでる方々にファンになってもらう

☆食堂などを応援
食堂やカフェ、シェアキッチンなどに旅するシェフを迎え入れてもらい、その店舗の話題づくりや魅力を発信したいと思っています。加えて休業日を間借りして、シェフが営業する事で間借りの賃料ないし売り上げの一部を拠点のオーナーさんの収益として貢献したい。

例)1日2000円×10日貸出=月2万円の収益※賃料は仮で今後どういう条件設定にするかは検討していきます

☆シェフを応援
自分が訪れるだけでなく、旅するシェフが全国の色んな地域を訪れて、その地域の食材を生産者から直接仕入れて(フードハンティングして)生産者の収益に貢献したい。

直接仕入れることで流通のコストが下がるから新鮮なものを安く手に入れることができるメリットもあるんです。

☆生産者を応援
丹精込めて育てた野菜がカタチがいびつだからという理由でB級品となる現状があったり、大量に採れたから価格を安定させるために廃棄するなど、せっかく作った商品を廃棄するなんて生産者が残念な気持ちになるだけで、その受け皿としても機能したいなという想いがあります。
また、シェフがその食材を使うことでSNSでの拡散、食べてくださる方々に情報をお届けできる。そんな情報の媒介機能としても生産者を応援したい。

☆地域の方々を応援
飲食店が少ない地方では、いつも同じ料理を食べにいくことになるからほとんど外食する機会がない。そういったところの方々にとっても「食を楽しむ」機会が提供できる。

『さすらい食堂の旅するシェフが来てくれると、今日は〇〇のシェフが来てくれるんだったら行こうかな!』という声もいただいています


将来的にはシェフが全国の拠点のカレンダーを検索して、ここに出店したいなと思うところをWEB上で予約して出店する。フードハンティングできる農園や漁師さんのところもリサーチできる。売上管理も自分でできる。なんて仕組みを創りたいんです。

そんな三方よしならぬ、四方よし、さすらい食堂を含めたら五方よし!になる仕組みができることを応援していただけたら嬉しいです。

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