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長女の本音

車の中での、子どもたちとの会話が楽しい。
特に中学生の長女は、なかなかゆっくり話す機会がなく、貴重な時間。

こんなにいろんなことを考えているんだ!と驚かされます。

昨日は「貫き通す者だけが光があたることに対しての憤り」について。

ズバズバと発言する人だけがもてはやされる世の中は、おかしい。

マンガの主人公的な、ちょっとワガママで、まわりを巻き込みつつも意思を貫く人が評価される。

相手の気持ちを察しつつ歩み寄る人の存在があってこそなのに。

なぜ調整役は脇役扱い。
大切にされないのか。

ああ、これは長女が置かれた立場そのものなんだろうな、と感じました。

長女は習い事ひとつにとっても、家計のこと、送迎の負担など、じぶん以外のことを一番に考えます。

末娘とは真逆。
末娘はやりたいようにじぶんを生き、そちらの方が目立ってしまいます。

私も末っ子。
今までのことを振り返り、姉がそういった立場を引き受けてくれていたこと、そのことに甘んじていたことに気づきました。

何かを行う時、人知れず支えてくれる人が必ずいます。

私はその人達の存在に気づくことなく、じぶんだけに光をあて、「私はこんなことやってます」なんて言ってないだろうか?

いろんな人の支えでやらせてもらっています。

支える側、支えられる側が役割として固定されてはいけない。

光をあてるべきなのは、長女のような、人知れず支えている人だと感じました。

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