愛あるクレーム
一度だけ、クレームを頂いたことがあります。
忘れられず、今でも心に留めています。
職場においては、よくあります。
金額が違っていた!まだ届いていない…など。
私どもの過失もあれば、お客さまの勘違いも。
そうではなく、私個人の活動について。
教室をなかなかスタートできなかったのも、クレームが怖かったから。
職場であれば、企業や商品に向けられていますが、個人の活動は全部私の責任です。
クレームが出ないレベルのサービスを提供できるのか
もしクレームが来たときに、私の心は耐えうるのか?
冷静な対応をし、解決できるのか?
どれも、自信がない…
クレームをもらったら、私自身の存在を否定された気持ちになり、酷く傷つくような気がします。
かといって、完璧なものを提供することも不可能。
ある日のレッスン終了後、電話が鳴りました。
先ほどご参加された方からでした。
この部分がどうしても受け入れがたい。
これからも続けていきたいから、ここを改善してもらえないか?
私が気づいていなかった部分。
すぐに改善することをお約束しました。
クレームは恐れていたことなのに、むしろお客さまの愛を感じました。
だって、何にも言わずに通うことを辞めることだってできます。
言う方だって、指摘することで、相手が気を悪くしたり、嫌われたらどうしよう?って思いませんか?
ポジティブな内容ならいくらでも言えます。
じぶんのリスクも背負いながら、より良くするための苦言。
本当に有難いと思いました。
そのお客さまとは、今でもとっても良い関係が続いています。
私はいつも良いお客さまに恵まれ、お客さまに育ててもらっています。
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