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不安とは情報 不安をこじらせないマインドフルネス

こんにちは、TO-JIBAのひろみです。
最近、子どもの持病を通して「不安」という感情を経験しました。
その中で、気づいたこと。
マインドフルネスが役立ったことを、書いていきます。

不安を感じた時はマインドフルネス

国連もスタッフに向けて、不安を感じた時はマインドフルネスを推奨しています。
以前アメブロに書きました。
https://ameblo.jp/hanahinayoga/entry-12590547579.html

マインドフルネスの、「今ここ」「気づき」という心が、不安と付き合うにはもってこいなのです。

不安と付き合う?
と、思ったかもしれません。

不安は人間だけに備わり、避けられない感情でもあります。

他の動物は恐怖はあれども、不安になることはないそうです。

不安を感じたい人なんていません。
ですが、避けられないならば、どう付き合うかは、とても大切です。

風邪のように生きていたら、誰もが経験するもの。
風邪をひくのががイヤだから考えないようにする!ではなく、予防や、なった時悪化させない対処方法を知っておくのは良いことです。

不安は情報

辞書によると…

気がかりなこと 心配なこと  
これから起こる事態に対する恐れから、気持ちが落ち着かないこと

つまり、不安は現実ではない。
心が今ここから離れ、未来にある時に感じるものです。

その情報が入っただけで、気持ちがざわざわしたり、鼓動が早くなったり、酷くなると、鬱になったり、心身共に影響を受けます。

私は、娘の病気が再発し、精密検査が決まった時に「不安」になりました。

今できることなどなく、結果は検査をしてみないとわかりません。

でも、その情報が入力されたとたん、いろんな想像がぐるぐるとアタマの中に浮かび、気分がずーんと沈みました。
ふとした瞬間、まだ決まってもいない、手術や入院の段取りを考えたりして暗い気持ちに。

当の本人、娘の心は元気。
情報が入ったからといって、急に痛みが増すわけでもありません。
採血の時などは怒りますが、終わってしまえば、ゲームをしたり、漫画を読んだり、いつまでも不安を引きずりません。

その差は「情報」

私は、この先起こるか定かではなくとも、あり得そうなネガティブな情報を考えられるので、不安という感情が生まれます。
娘は、そこまでは想像できません。

おそらく、医師や看護師の方ですと、正しい情報を持っているので、漠然と不安を膨らませることはないでしょう。

不安とは、情報であり、今ここにはありません。

気づくと、こじらせない

不安になろう、と思ってなる人はいません。
気づけば、そうなっている。
巻き込まれ、どんどん気分が沈むことを考え続けてしまいます。

では、どうしたら良いのか?

思考に気づくこと。
不安になっていることを知る。
今、じぶんが何を考えているのか自覚することです。

思考は現実ではありません。
しかも、勝手に湧くもの。

…と思ったけど、ホント?

暗闇で蛇に光を当てたらロープだったように、意識の光を当て、冷静になると、根拠がなかったり、今考えても結論の出ないことだと実感します。

この実感というのが大切。

外からいくら、そんなの考えても仕方ないし、なるようにしかならないよ、と言われても、不安な時は届きません。
もしくは、不安になってはダメだ、とじぶんの気持ちを封じ込めてしまいます。

不安が入った箱を押し入れにいれたところで、なくなりません。
むしろ、意識の奥深くに刻み込まれ、わからないからこそ、その不安は大きくなります。

不安になってもいいんです。
自覚し、巻き込まれなければ大丈夫。

マインドフルネスで、心今ここに

無意識に不安に囚われた心を、気づくことで不安と距離を保ちます。

今ここに心を向けることで、不安から離れることができます。

私は、ヨガや瞑想、筋トレをしました。

今やっている事にに没頭していると、不安が入り込むスキマはありません。
する前と後では、状況は変わらないのに、気分が全く違います。

不安の引き金となる出来事は、自分の意志ではどうにもできないかもしれません。
でも、不安は情報なので、すぐに書き換え可能なのです。

じぶんの心=不安で、何倍も何倍にも膨らませた苦痛をマインドフルネスが等身大に戻してくれます。

これが、怪我なら治癒までそれ相応の時間がかかりますが、不安はちょっとしたことで解消されます。

病院の後、遅めの昼食に、娘とフルーツサンドを食べました。

いつまでも、アタマの中の世界で落ち込むこともできますが、マインドフルに、心をフルーツサンドだけに向けて、おいしく食べることもできます。

不安で今を曇らせるな

避けられない出来事はあります。
元気な時もあれば、そうでない時もあります。
ならば、まだ起きていないことで、目の前の幸せを曇らせてしまっては、もったいない。

とはいえ、不安でどうしようもない、という時はあります。
アタマではわかっていても、不安なんです。
そんなじぶんも受け容れ、許しましょう。
ただ、巻き込まれることなく、抵抗せず、不安と共に過ごします。
どんな感情もやがては過ぎ去ります。

不安に気づき、巻き込まれないこと。
今ここに心を繋ぐことができること。
どんなじぶんも受け容れ、信頼できるのも、マインドフルネスのおかげです。

マインドフルネスが、必要とする方に届きますように。
これからも、あなたに向けてメッセージを送ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの今日が良い一日でありますように。

自宅にいながら湯治場に。
オンライン上で心と身体が整い、本来の穏やかな自分に。
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