豚丼→病院→ヨガ 願いは同じ

これから私が椅子ヨガをする会場は、病院が運営しています。
ここでヨガをしたい!と思ったのは、この場所が好きだったから。

誰でもふらっと立ち寄れるスペース。
都会なのに、すごくゆるーい感じ。

個人が蔵書を持ち寄り、貸し出しをしています。
貸し出し期限もない!
名前と電話番号のみ伝え、読み終わったら返すというシステム!

目の前でコーヒー豆を挽いて、美味しいコーヒーを飲ませてくれます。
代金は寄付制。
お金がない時は無料で飲んでもいい。

私が行ったときは、小学生の女の子がひとりで来て、これまたひとりで来ているおばあちゃんに学校のことを話していました。

家でも職場でも学校でもない。
こういう第三の場所っていいなぁ。

スタッフさんにこの場所ができた時のことを教えてもらいました。

この建物はもともと豚丼屋さん。
とても人気のあるお店でしたが、店主が病気になり店をたたむことに。

市電通りに面した人気のある場所。
たくさんの人がここを買いたい!と名乗りをあげた中、

店主は、ひとのために使ってくれる人に売りたい!

と、このクリニックに明け渡したそうです。

金額じゃなく、想いで選んだとは。
とてもステキなお話。
しかも、このクリニックはしっかりと店主の想いを受け継いでいます。

豚丼とこのスペース。
やっていることは違えど、どちらも地域の人を幸せにするもの。

今、私も心の中で、勝手にバトンを受けとった気持ちでいます。

よーし、これからヨガでみんなを幸せにするぞー!


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