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万年筆に最適なノート ランキング

1位 渡邉製本 Seven Seas CROSSFIELD

「製本工房謹製万年筆のためのノート」と銘打っている。紙は万年筆愛好家に人気の高い「トモエリバー」を使用。書き心地は抜群に良く、滑らかで、まるで魔法のようにスラスラ書ける。書いている感覚がしっかりと感じられる。にじみや裏写りが少なく、万年筆に最適。糸かがり綴じでフラットに開き、非常に書きやすい。180度フルフラットに開く。紙は軽量で丈夫。ページもめくりやすい。「万年筆のためのノート」と銘打っているだけのことはあるのだと感心する。

1位 渡邉製本 BOOK NOTE

「OKフールス」という紙を使用している。これがかなり書きやすい。オーソドックスな書き心地で完璧な書きやすさ。滑らかでまるで魔法のようにスラスラ書ける。「トモエリバー」は独特な書き心地だが、「OKフールス」はオーソドックスな書き心地。糸がかり綴じで180度フラットに開くだけでなく、折り返して360度開く。

2位 Endless Stationery Recorder

インドのEndless Stationeryというメーカーが作っているノートで、レガリアという紙を使っている。さらさらとした滑らかな書き心地でかなり良い。OKフールスかレガリアかは好みによるところが大きいかもしれない。製本の完成度は渡邉製本の方が高い。フラットに開くが完全に180度ではない。東京インターナショナルペンショー2023で初、お披露目された。その時は1冊3000円だったが、日本での販売はまだ始まっていない感じで、Amazonでは1万円を超える価格。


3位 KUNISAWA FIND SLIM NOTE

「フールス紙」を使用したノート。装丁がおしゃれなデザインで気分が上がる。書き心地はかなり良い。滑らかな書き心地で気持ちがいい。フラットに開くが、若干、渡邊製本の方がフルにフラットに開く。

4位 渡邉製本 ヌッタ

ハードカバーで装丁がおしゃれ。ゴムバンドがついている。ページの端が青く塗られていて、ノートを横から見ると、カラフルで綺麗。紙の下に他のページがたくさんある状態と、ページが少なくハードカバーの固い部分が近い状態とでは書き心地がだいぶ異なる。ページが下に多い状態だと書きやすいが、ページが少なく、ハードカバーが紙から近い状態だと非常に書きづらい。これはファーバーカステル伯爵コレクションのアネロの場合で、ヴィンテージのモンブランだとこの状態でも書きやすかった。

4位 日本ノート株式会社 アピカ 紳士なノート


シルキーで滑らかな書き心地。紙はツルツルしている。非常に書きやすい。糸かがり綴じでフラットに開く。わずかな差だが渡邉製本の方が180度フルにフラットに開く。紙は厚く、しっかりしている。「紳士なノート」のために開発した、オリジナルの筆記用紙「A.Silky 865 Premium」を使用。にじみや裏写りは少なく、万年筆に適している。


4位 MARK'S(マークス) EDiT

滑らかな書き心地でスムーズに書ける。装丁もおしゃれ。フラットに開く。「人生を編集する」がコンセプト。にじみや裏写りは少なく、万年筆に適している。

5位 ロイヒトトゥルム

気持ちの良い書き心地。書いている感じがはっきりしている。しっかりとした紙で丈夫。フラットに開く。にじみが少なく裏写りもほとんどしない。

6位 ミドリ MDノート

装丁がおしゃれ。糸かがり綴じでフラットに開く。サラッと書けて、カリカリした書き心地。にじみが少なく、他のノートに書いた時より、字が細くなるような気がする。裏写りもほとんどしない。

ランキング外  神戸派計画 GRAPHILO paper

装丁がおしゃれなのが良い。

ランキング外  マルマン セプトクルール

ツルツルしている。

ランキング外  ライフ ノーブルノート

使用した万年筆:ファーバーカステル伯爵コレクション アネロ ローズゴールド(ペン先:EF)


滑らかな書き心地でまるで魔法のようにスラスラ書ける。ペン先素材は18金で、ペン先の根元側には、ローズゴールドメッキが、先端の銀色の部分には、ロジウムコーティングが、それぞれ施されている。ボディの素材は、キャップ、クリップ、首軸(万年筆を持つところ)、ボディのリング、ボディのお尻の部分が真鍮製で、真鍮には、ローズゴールドメッキが施されている。ボディの黒い部分は、「プレシャスレジン(樹脂)」製で、何かのコーティングはされていない。精度の高い磨き仕上げをしている為、樹脂そのままの漆黒の色に艶がある。


使用したインク:PILOT 「色彩雫」、ファーバーカステルの純正品のインク

使用したインクはPILOTの「色彩雫」とファーバーカステル伯爵コレクションの純正品のインク。
PILOTの「色彩雫」は和をモチーフにしたインクのシリーズで、「天色」「紫式部「紅葉」などの名前がインクにつけられている。種類も豊富。

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