最近、塩分濃度について考えることが増えた。

多分、福岡にあるKALAというやばいカレー屋さんの影響なんだけど。
KALAのカレーは塩分が最低限、すれすれのところを突いてくる。私は塩分濃度測定屋さんと呼んでいる。
そんなKALAの店主様の味を学んだお店、福岡市内にはいくつもあって。

今回は、KALAの味を学んできたチャクラでしっかりと飛ぶことができた話でもしようかな。

「最高に美味い胃薬をミールスで作る。」

お店の外壁にこんなん書かれたら確信しちゃうよね。
しかもちょうど、ミールスって薬の立ち位置だと思ってたところだった。
そういえば、内壁もとんでもなかったよ。

メニューは選べるミールス。

ビーガンミールス・ベジタリアンミールス・アルティメットミールス（ベジタリアンミールス＋メインのカレー）があります。

メインのカレーは3つから選べた。

・スパイシーチキン
・ムルギーストゥー（ココナッツのチキンカレー）
・イストゥー（野菜のカレー）

アルティメットミールス　ムルギーストゥー（2000円）

・ムルギーストゥー
・サンバル
・ラッサム
・ダル（ムング&チャナ）
・パチャディ（ヨーグルト）
・オクラのトーレン
・ココナッツチャトニ
・ハラペーニョチャトニ
・パパダム
・チキンピックル

荘厳な景色。

ココナッツでチキンを炊いたムルギーストゥー。
こいつが1番塩分濃度が高い。


うわ、完璧な塩分濃度の世界が葉っぱの上で広がってる。
なるほど。
チャクラで、自分が料理させられていたことに気づく。

ラッサムやサンバル・ダルなんかが、それぞれが主格となるスパイスや素材を持っていて、全てが混ざった時に欧風カレー並みの複雑さをだしている。
そんで、塩分強めなメインのムルギーストゥーで味付けする。

混ぜれば混ぜるほどちょうど良くなっていく。
ミールスが出来上がっていく。

最近なにかと話題のスパイスカレーは、強いメインのカレーの喧嘩みたいであまり好みではなかった。
それとは全く違う。別物だった。

はたしてスパイスカレーも、このミールスも同じ『カレー』とくくってしまっていいのか。それともいっそ食べられる物＝カレーにしてしまった方がいいのか。後者の方が自分の中では納得がいく。

カウンターでひとり静かに葛藤する。

バナナの甘さの力を借りて、きょうもまた思考に一旦蓋をしてしまったわ。

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チャクラ
住所： 福岡県福岡市中央区今泉2-4-4 ヴィラージュ天神 1F（薬院大通駅より徒歩4分）
営業時間：12:00～15:00 18:00〜21:00
定休日：日曜日・月曜日