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今週の割烹カレーは福岡です(9月6日~9月12日)


パキスタン料理を出すハラールユサフザイレストランは、工業地帯にひっそりとあった。

さすが、中古車販売で強いパキスタン人である。ここらへんはパキスタンコミュニティが発達してるのだろう。既にすきだ…。

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シャッターが半分閉じられていて、日本の飲食店では考えられない非Welcome感満載です。

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キャンプで使うような白すぎるイスと白すぎるテーブルがあるだけの店内。メニューブックなんてものはない

冷蔵庫の中のお肉は販売もしているらしい。スパイスで困った際はここで買うのがお得だろう。スーパーに置いてあるスパイスはちょっと高いし、少ないし。


厨房からパキスタン人と思われる世にも美しい女性がひょこひょこっと現れる。
小動物のようなひょこひょこ具合だ。


今日はビリヤニ、プラオ、ベジタブルカレーがあるらしい。

お冷やが入った紙コップを受け取り、ぞくぞくとやってくる食べ物たち。

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もちのろん、ドレッシングなどかかっていないのである。
このレストランでは、素材を楽しむのだ。

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マトンプラオ(600円)

破格のプラオが登場する。

マトンの量は多く、ブラックペッパーとクミンがごろごろと見受けられるシンプルな炊き込みご飯。

このクオリティは破格。どうしたん。

バスマティライスに思いっきりのマトン臭が染み込んでマトン好きには至福すぎるプラオである。
バスマティライスはしっとりとした、お水多めなやつ。

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カドゥゴーシュト(800円)

カドゥとは冬瓜のこと。日本のぶり大根的な立ち位置と思っていただければ。
こちらも800円とは思えない贅沢でボリューミーな1品。
とろとろの冬瓜。骨からこそげ落とすマトンのうまさ。


食べている最中、急に思った。
こんな上手いレストランに迷い込んだ自分、ツイてるやつじゃん。誇らしい。



シンプルなスパイス遣い。
ミニマムな塩分。


ここは、もしかしてパキスタニー割烹だったのかもしれない。


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ハラールユサフザイレストラン
住所:福岡県福岡市東区多の津1-13-1(貝塚駅より車で10分)
営業時間:11:00~20:00(月曜日〜木曜日)
     13:15~20:00(金曜日)
     11:00~21:00(土曜日)
     12:00~20:00(日曜日)
定休日:不定休

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