九州、きまって劇的に美味しいものに出会う傾向がある。

ラープと琥珀と時々煙りでもそうだった。

金曜日の夜だけ限定でモダンタイキュイジーヌがいただけてしまう。ラープとウィスキー飲みながらたまにシガーを吸うという簡潔な店名。

けど、店の中は全然簡潔じゃなくて、行けば行くたび複雑になって帰る。

ここの店主のせいで、カレーにハマってしまった患者をものすごい数知ってる。

さて、タイ料理のコースがはじまります。

岩ガキのタイ風ソース

ガイホーバイトゥーイ

甘エビのソムタム

足赤エビのビスク仕立てのトムヤムクン

サンマのラーププラー

（これ、最高に好きだった。）

ラープムー

マンゴスチン

タイ料理のコースで、ここまでときめいたことなんてなかった。

番長（店主）は塩分を限りなく少なくしている。スパイスやハーブ、魚は肝、エビは味噌まで、素材の香りを余す所なく使い倒してる。素材を濃く扱えるから、結果的に塩分が強い料理を簡単に超えちゃう。

いいなぁ素材たち。絶対福岡に運ばれて幸せだったと思う。運ばれなかった素材たち、どんな思いでいるんでしょうか。

必殺技のラープ、今、もう1回食べたい。

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ラープと琥珀と時々煙り
住所：福岡県中間市東中間1-3-7（筑豊中間駅より徒歩3分）
営業時間：17:00〜
定休日：月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・土曜日・日曜日