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ネタを分類してみた

構成作家・放送作家・漫才作家の里村です。

さて、今回からネタの作り方について書いていこうと思いますが、その前にまずネタとは何なのか、どんなネタがあるのかについて考えます。料理と一緒で、どんな調理法があるか、どんな料理があるのか知らないと料理出来ないですからね。

ネタとは


まずネタって何なのか。漫才、コント、ピンネタ、歌ネタ、色々な手法がありますが、全部に共通して言えるのは「面白い」ただ1つです。料理の共通点が「美味しい」というのと一緒ですね(今日は料理のたとえ大さじで入れていきます。というのにも料理のたとえを入れてみました)。すごく当たり前の話ですが、これさえ守れば後は何してもいいのがネタだと思います。M-1の審査基準にも「とにかく面白い漫才」って書いてますしね。
ただ、この当たり前が難しい。面白いなんて人それぞれですし。ということで、面白いとされている、ネタがウケている方たちがどういったことをしているのかを考えてみましょう。

ネタの種類


正直ネタのパターンなんて無数にあるのですが、僕なりに大まかな分類をしてみます。ここから自分の得意なパターンを見つけ出してみてください。
まず、人数で分けます。コンビ(トリオ以上)かピンか。
次にネタの性質、漫才(漫談)かコントか。
そしてさらにそれぞれを細分化しています。
それぞれの代表的な芸人さんを表記していますが、ネタによっては違うものもありますので、みなさんのイメージにある代表ネタでの分類と考えてください。

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