人材育成(1) 求められる人材

シニア(=自分)のQOLを向上させるソリューションを構想中です。
平凡な会社員が、自分や同世代のために定年(=働き方の転機)後も楽しく元気に生活できる世界の実現を目指しています。

風土からの変革が必要かも

この記事を読んで頂きありがとうございます。
今回の課題は、根が深いものです。
畑なら全土壌の改良工事です。
リスキリングだけじゃなくて、組織の風土も変えないと行けないレベルです。
これまでなんとなく先輩から教えられた常識が、どんどん変わっています。

お客様から提示される仕様書は、自動化や簡易ツールの普及によって、簡素化されるようになりました。
人が適当に指示すれば、システムが肩代わりして、いろいろやってくれる便利な時代。 お客様は、簡単・便利なシステムやサービスを使い慣れて、同様のシステムでも簡単に実現できると信じています。
しかし、開発ツールやAIでは、顧客のやりたい事を把握して、顧客の仕事を考えて、システムを構築してくれる訳ではありません。
まだ、補助的なツールに過ぎません。
何かの目的のために、何をどう処理するかを考えるのは、人間です。
便利な世の中なのでも、システムで実現したい処理の流れや、処理の内容を詳細に人が決める必要があります。
これが、設計です。
最終的には詳細仕様書(形式はいろいろ)が出来て初めて、システムの開発ができます。

ここで問題は、これから増えるであろうアバウトにイメージした状態で、システムの開発を依頼してくる顧客に対して、いかに対応するかです。
つまり、
アバウトな内容を、整理して、資料にする。
必要な質問や、議論をして、仕様にまとめる。
よいよい事は、提案して、顧客の成果を最大にする。
事が必要になって来ました。

いろいろあって、今の武将には、曖昧な情報から 仕様書に起せる人が少なくなってしまいました。
正確に言うと、真面目な反面、発言に消極的な人材ばかりの部署になっていたのです。
顧客からの情報に対して、よい質問をして、理解して、不足の部分を調べ、顧客の成果の為に提案ができる人材。 これが必要なのです。
この、人材育成を推進していきます。(つづく)

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