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バーチャル起業(4)アイデア出し3

定年だ。 会社員の卒業だ。
次は、自分らしく仕事をして 楽しく生きよう。
そんな思いで、いろいろな準備をしています。 
同世代の会社卒業生が自分の世界を実現する、支援をしていきます。

起業は本当に面白い

会社から、経済的・精神的に自立した状態になるために、どうしますか?
起業するためには、アイデア出しから始めます。

そのアイデアは、何をどう解決するためか(前回)

このアイデアは、〇〇さんの△△△な課題を解決します。
アイデアのリーンキャンバスをサクッと書いて見て頂けただろうか?

どんな課題を解決するのですか?

これが上手く言えなくても、漠然とでもイメージがあればOKです。
何も出なかったら、自分が困った事とか、不満を感じた事を思い浮かべるといいかもしれません。

課題とは

課題って、どの誰かが感じる「不」の事です。
「不満」「不安」「不足」などの不です。
もしこれが明確でないのであれば、2つの事が考えられます。
1 そもそも課題がない
2 課題だと気づいていない
課題がないのであれば、他の事を探すしかありません。
まだ気づいていない可能性があれば、チャンスかもしれません。
もう少し具体的に考えてみる必要があります。

どんな場面で課題「不」、違和感(不までもないけれど、何か引っかかる)を感じたのでしょうか?
もし自分自身の事であれば、書き出してみて下さい。
短い文章でいいですので、言葉として出してみます。
その状況を思い出して、何を感じたか?
なぜそう感じたか?
その時、どう行動したのか?
形式はなんでもいいです。
言葉として出してみるのが必要です。
また、その状況の前後にも注目してみて下さい。
何がきっかけでそう思ったのか?
その後どうしたのか?

書けたら、誰かに聞いてみてください。
もし聞く相手がいなかったら、ネットで検索してみてもいいと思います。
要は、自分の感じた事は、他の人もそう思っているのかどうか?
答え合わせではなく、その感じた課題「不」について、他の人はどう言っているかを探してみるのです。
他の人は、違う言葉で表現しているかもしれまsん。
他の言い方や、感じ方を調べる事によって、
課題「不」は自分だけなのか?
他の観点・視点ではどう見えているのか?
などが確認できます。

課題やアイデアについて調べようとした時、一番困るのは、調べても出てこない事です。
しかし、他の言い方や、視点を調べる事によって、調べるためのキーワードを探す事もできます。
また、課題を調べてみたら、もうすでに解決されていて、有効なソリューションが存在する事もあります。 ただ、自分が知らなかっただけの場合です。
個の場合でも、そのソリューション(解決策、アプリ、サービスなど)を調べてみると、ちょっと違ったり、違う意味だったりする事も多いです。
その場合には、そのソリューションで使っている単語を元に、さらに検索してみるとか、して行きます。

とにかく諦めないで、調べ続けるのです。

良くあるのは、少し調べて見つからないと、「このアイデア・課題は、誰もしらない画期的なモノだ」と言ってしまう事。
このアイデアは、ほかにはありません。 競合はいません。 って、言ってしまうのです。

競合とは何でしょうか?
他社のサービスやプロダクトだけではないのです。
手作業や、簡単なツール、やらない事 も競合なんです。
その原因となる作業をやらなくていい方法を知っているのかもしれません。
うまく回避しているだけかもしれません。
もし手作業で間に合っているというのは、
 「そんなもんだ」とあきらめているのかもしれません。
 他にメリットが有るからなのかもしれません。
こう考えると、本当にいろいろなモノ・事が競合になります。

まだまだ諦めないで、調べ続けるのです。

調べれば、調べるほど分からなくなる場合は、その人に聞くしかありません。
だれに聞くかによっても、課題を感じているかどうかも変わりますので、仮説が必要になります。
「こんな人なら、こう思うだろう。こう行動するだろう。だから、こんな課題を感じるとおもう」
これが仮説で、これを固めていくのです。
誰に聞くと良いのかも、課題の内容によって変わります。
身近な課題であれば、身近な人にきくといいでしょう。
もし、もっとビジネスよりな事であれば、スポットコンサルという方法があります。
これは、お金が掛かりますが、良く知っている人に詳しく聞く事ができます。 スポットコンサルは、初めの段階で全体像がぼやけている段階から、具体的にピンポイントの事を聞きたい場合まで有効です。
ただ、本当の顧客イメージが固まった後は、本当の顧客にインタビューしなくてはいけません。
本当の顧客が買わなかったら、ビジネスになりません。

アイデア出し3 まとめ

とにかく課題を具体的にする事です。
これが出来ない時には、次に進む事はできません。

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