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バーチャル起業(2)アイデア出し1

定年それは、会社員の卒業。 
会社から経済的・精神的に自立して、自分らしい人生を送りましょう。
平凡な会社員が、自立できるスキルを身につけて、自分の世界を作っていきましょう。

起業のはじまり

会社から、経済的・精神的に自立した状態になるために、起業・創業が視野に入っている方には、きっと事業のアイデアがあると思います。
今なくてもいいのです。 気にしない
いや、気にして欲しい。 どうしたいの?

起業するためには、何で起業するかです。
どんなアイデアをお持ちでしょうか?
そのアイデアで本当にいいのでしょうか?
と言う事で、アイデア出しについてです。

そのアイデアは、何をどう解決するためか

アイデアは、何かの課題・問題を解決するためのモノです。
その課題・問題は何か、それは本当なのかを確認しておく必要があります。
なぜなら、事業は誰かに価値を提供して対価を頂くわけですが、そもそも課題がなければ事業は成立しません。
だから、課題が何かを明確にする必要があります。

例えば、「のどが渇いた。」という問題を抱えている人に、お水を提供して対価を頂く事が考えられます。 これは、販売です。
直接的に、課題を解決しています。

無料のYoutuberはどうでしょうか?
何かを欲しいと言っている訳ではありません。 暇を持て余している。 面白い事に出会いたい。 なんとなく見てる。 なども多いはず。
理由はなんであれ、動画を視聴しています。 ただ、視聴した事に対しての金銭的な報酬が伴いません。 直接的にはです。
無料会員の視聴者は、CMを見る事で、間接的に動画の視聴料を払っています。
Youtuberは、動画を提供して視聴料を対価として受け取るのではなく、動画の視聴中にCMを入れる事で、広告主から対価の提供を受けています。
広告主は、視聴者がCMを見た事による売り上げアップの効果に対して、対価を払います。
だから、一見無料のサービスでも、裏ではいろいろな形での対価を支払う仕組みができています。

では、今あるアイデアは、何を解決するモノでしょうか。
もし、解決する課題が明確でない場合は、もっと課題について調べる必要があります。

そもそも課題があるのか?

アイデアは、自分が感じてた事から生れたものです。
自分では、「これ、いいじゃないか」と思っていても、
 ① 他の人は、いいと思わない。
 ② 他の人は、そんなこと課題と思っていない。
 ③ すでに誰かが解決していた。
 ④ 解決するには、コストが掛かり過ぎる。
 ⑤ 単なる幻想だった。
 ⑥ たしかに課題だけど、該当者がほとんどいない。
 ⑦ そんな事しなくても、代替手段で間に合ってます。
 もろもろ
これをチェックするには、
まず、ネットで検索してみる 同じようなモノはないか?
次に、他に人に聞いて見る。
「こんな、課題ある? こんな事に困ってない?」って、課題を聞いて下さい。 「そんなときどうしてる?」って 今の代替手段も聞いてみます。
人に聞く時「こんなの考えてるけど、どう思う」って聞かない事。
「いいね」「良いと思うよ」 って、気を使った回答しかきませんからね。
聞いてみてがっかりしますよ。

どんな人が顧客なのか? そんな人はいるのか?

本当に課題がありそうと分かったとします。
その課題を感じている人は、どんな人でしょうか?
詳細にその人の属性、特徴、行動を考えてみます。
この顧客(ユーザー)の詳細な情報の事を、ペルソナと言います。
よく 「ペルソナを設定する]といいますが、特定の人を想定しないと課題の重要性や、環境が変わるので、解決策(アイデア)も変わってしまいます。
なお、先に聞いた見た方は、本当の顧客ではないかもしれません。
本当にお金を出してくれそうな人を思い浮かべる必要があります。
そんな人は、何処にいるのでしょうか?
いなかったら、課題を解決する必要はありません。少なくとも今は。
でも、5年後の世の中だったら、そんな人ばかりになって、もう大変な事になるかも。って言う事が分かっていたら、顧客は5年後のその人です。
じゃあ、その人は、今何をしているのでしょうか?
そこはチェックしておく必要があります。
また、そのアイデアは 5年後に提供を開始するとベストタイミングの可能性があります。 早く準備した方がいいかもしれません。

アイデア出し1 まとめ

アイデアを考えるより、課題を見つけ出す。
その課題は本当にあるか、だれがその課題を解決したいと思っているか。
この2つをしっかりやろう。

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