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「死んじゃいけない星」大槻香奈先生個展 青山 白白庵

こんばんは

先日、青山にある白白庵さんにて
開催された

芸術家兼作家である 大槻香奈先生の個展
「死んじゃいけない星」に行ってきました!






大槻香奈先生は元より

「蛹」をテーマとされています
少女を通して伝える世界観

蛹とは殻に閉じこもって
生涯を終えるかもしれません

はたまた 蝶になり飛び立つかもしれません

大槻先生の中で蝶の姿は見えてらっしゃると仰っておりました

しかし、大事なことは蛹と日本という国
がシンクロしている事です

この国は出る杭は打たれる

年功序列、縦社会

昭和の価値観がまだ残っている

その中で、現代的な社会構造
=1人1人が自由にありのまま生きていく社会への変革の途中かもしれません

しかし、蛹のように殻に閉じこもったまま
社会の波に飲まれながら

ふざけるなと社会へ憤りを覚える人もいるでしょう
しかしどこかでこの国で生きる使命として
諦めと受け入れを持たなければいけない

そんな運命なのかもしれません

大槻先生とお話をさせていだだく中で改めて感じたのは

2024年=昭和99年

2025年=昭和100年

大阪万博もあります

変わるなら今年なのです。

年功序列、縦社会、昭和の価値観

西田先生のお言葉を借りるなら

昭和に生まれ、昭和を生きてきた
「在りし日の昭和」

昭和に生まれたけれど、現役世代として社会に出る時にはリーマンショック、就職氷河期、派遣村
様々な事があった平成初期

「羨望の昭和」

そして、現代的価値観
自由

自由は果たして幸せなのか?

安定は幸せなのか

もちろん一概には言えません。

20代で結婚して、家庭を授かり、家を買い、車を買い
周りがみんなそうしていたから
自分もそうした時代

結婚も、住宅の購入も、車の購入も
全て自分で選択しなければいけない現代

そこに親世代=昭和の価値観
と向き合わなければ行けないのです。

大槻先生の仰った
蝶の姿は見えている

それでも、蛹なんだ

少女をモチーフに日本社会に訴えかける

そんな大槻香奈先生に出会うことができ

自分も1人の人間として
蛹のように
じっと耐えればいつかは蝶になれるかもしれない

理想は幻想かもしれない

そんな中日々を
今を生きていく。

「不思議なものだ、子供の頃は大人になんてなれないのに、大人になればときめくだけでいつでも子供になれる」
福山雅治  生きてる生きていくより

その”ときめき”が何に繋がるのか

「男の成熟。それは、子供の頃遊ぶときに持っていた真剣さを再び見いだしたという意味である。」
フリードリヒ・ニーチェ


大槻香奈先生改めてありがとうございました!
そして、お茶会の方も
白白庵青山さんありがとうございました!

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