鈴木聖佳

2012年よりロンドン在住。一児の母。「私たち一人ひとりの健康のため、次世代に引き継ぐ…

鈴木聖佳

2012年よりロンドン在住。一児の母。「私たち一人ひとりの健康のため、次世代に引き継ぐ地球環境のため、 ほんとうに良いものを広めたい」をコンセプトにフリーランスワーカーとして活動中。(執筆、マーケティング、営業、PR事業) https://bionaturaandco.com/

最近の記事

日本の消費社会

現在、日本に帰国して10日ほど経とうとしています。各薬局やホームキットでPCR検査を簡単にできるイタリア、なおかつ感染者数も日本よりぐっと低いところからの入国なので、都内にいる日本人より安全かしら?なんて思っております。なんせ、日本ではPCR検査をさせてくれないというか、簡単にできませんからね。 さて、いつも実家に帰って来て思うのが、「なんていうプラスチックの量!」ということです。家中にプラスチック容器が見当たるので驚きます。 そして、自動販売機とコンビニの数! 暑い夏な

    • コロナ禍にイタリアへ

      こんばんは、ロンドン在住ですが今日はイタリアのビーチからの投稿です。 先々週にモデルナワクチンの2度目を摂取致しました。 その日の夜から、ひどい倦怠感と吐き気で、37.5度ほどの微熱もありました。でも副反応も1日で終了。 この頃イギリスの感染者数は1日4万人弱で、娘の幼稚園が夏休みに入ったと共に、20名以下のクラスに感染者が出たので「隔離してください」と政府規定に従い10日間の自主隔離の依頼が幼稚園からあった。 何度かホーム検査キットでテストをして陰性だったが、政府の規

      • イギリスでのコロナワクチン予約方法

        ついに先日、私のところも「コロナウイルスのワクチンを摂取してください」という連絡がテキストで届いた! イギリスでは、高齢者から順にスロットが回り、今ようやく今年40になる私に回って来た。 イギリスでは、NHSと呼ばれる政府が運営する国民保険サービスがあり、原則無料で診察や治療が受けられる。(大人は薬代負担だったと思う) GPというかかりつけ医に登録をし、なにかあればまずはGPに予約をして、医師から診察をしてもらうというシステム。 そのため、イギリス全国どこの病院にお世話にな

        • 日本はここからどう変わるか

          今日は、すこしつまらない話題となってしまうかもしれません。 ロンドンに在住して、そろそろ10年が経過します。 そんな私が時々感じる「なぜ日本はこういうようになってしまったのか」について少し綴りたいなと思います。 外国人の間では、日本の文化、社会をこんなように言う人が多いなと思います。 「日本はもう遅れをとっている」とか、「なんでいつも、考慮させてください(let me consider...)」で会議が終わり、いつまでたっても結論を出せないのか。 日本人として、こういうこ

        日本の消費社会

          海外で暮らしたい女性はこう考えてみますか?②

          海外に住みたい!という希望はあっても、やはり「現地で職を得る」というのは、難しいです。 まず、現地の人材斡旋企業もビザがあることが前提で登録を受け付けてくれます。 私も20代の頃、アメリカの人材会社にコンタクトをしましたが、まず聞かれるのは「ビザはありますか?」です。就労できるビザがなければ、話になりません。 大手の日本企業も海外支社がありますが、駐在員としてビザ(VISA)を発行しますが、それは自社の社員のなかから選ぶことがほとんどです。 例えば、新規事業やプロジェクト

          海外で暮らしたい女性はこう考えてみますか?②

          海外で暮らしたい女性はこう考えてみますか?①

          フリーランスとして働き、5年が経過する。 SNSも更新しているので、見知らぬ方より相談を頂くこともある。 「海外で働きたいんです!」「海外に住みたいです!」どうしたらよいですか? 海外の生活にあこがれを抱く30歳前後の女性から、最も多く頂く質問です。 まず、大前提にVISA(査証)がないと、その国で生活ができません。 もちろん、日本国籍保持者であれば、多くの国に観光ビザで90日程度滞在できますから、日本での仕事が、パソコンとモバイルさえあればどこでもできる!というのも事実

          海外で暮らしたい女性はこう考えてみますか?①

          イギリスは2度目のロックダウンへ!

          夏休みのホリデーから戻ってきて学校が再開して、9月頃からコロナウィルスの感染者はゆっくりと増えてきていた。 こちらでの9月は日本の4月のようなもので、新学期の月! 3歳の娘もPreschoolに通いだしました。 ローカルロックダウンをするつもりであったイギリスも、ヨーロッパ各国がロックダウンに続けて入るのに煽られてか、後を追うようにボリス・ジョンソンがロックダウンの計画を発表したこの週末。 前回と違い、ひとまず保育園や学校、大学は閉鎖しないということ。 しかし、発表直後か

          イギリスは2度目のロックダウンへ!

          消費する責任

          いつからお客様はそんなに偉くなったのだろう。 「お客様は神様」なんていう言葉があるから、態度がでかくなったのだろうか。 日本では、コンビニエンスストアでヨーグルトを買えばスプーン、お弁当を買えばお箸が言わなくてもついてくる。 デパートで何かを買えば、不要なくらいの過剰包装をしてくれる。 もちろん贈呈用の場合、その過剰包装も美しく見える。 特に外国人に贈るときは、日本らしい文化を包装から感じ取ってもらえることもできるので、包装をお願いする。 ときには、のしをお願いすることもあ

          消費する責任

          つれづれなるままに

          ひさしぶりのブログです。 ようやく世界各地で、COVID19 によるロックダウンが緩和されはじめました。毎年、夏は主人の実家に行ったりするのですが今年は難しいのかもしれませんね。 イギリスのロックダウンは3月末にスタートしましたから、もう3カ月たちます。この生活に飽きたのは皆同じ。世界中の多くの人々が退屈な時間・窮屈な時間・つらい日々・難しい時を過ごしていることと思います。 慣れるものですが、やはり自由にあちらこちらに行く生活が恋しいと思うことは多々あります。3歳半の娘は

          つれづれなるままに

          毎日たのしい食事作り

          こんにちは! ご存じのように私はロンドンに居住しているので、ロックダウン(都市封鎖)がはじまりもう6週間が経過しました。 慣れたもので、天気さえよければ本当に快適です。 もちろん雨降りのなか家にこもるのも好きですが、3歳の子どもがいるので天候が良いとありがたいです。 特にイギリスはグレーの雲の印象ですからね。(はい、その通りです) 朝昼晩と3食を家で食べるため、食品を消費するスピードが速いです。 けれども、買い物にはほとんど行きません。 ロックダウン開始前より、子どもが産

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          個人や社会が変わらなければならぬように仕向けたコロナウィルス

          今回のコロナウィルスの影響を受け、世界中がロックダウンや外出を自粛しています。 私が住むロンドンは、もう6週目に突入したのかな。毎日同じ過ごし方で、曜日感覚が鈍くなっております。 今回のコロナウィルスでさまざまなことが浮き彫りになり、変わらなければいけない点がいつも挙がります。 -もうオフィスに通わなくても仕事ができる -ダブルジョブや複数の肩書きで仕事ができる -キャッシュレス社会へ促進 -なんでも手続きがオンライン -判子社会もそろそろおしまい などなど、

          個人や社会が変わらなければならぬように仕向けたコロナウィルス

          変化のとき

          日本の一部でようやく緊急事態宣言が出される様子ですね。 恐らく、街の状況などはさほど変わらないのだと思います。 イタリアでは、ロックダウンをしなければ友人を家に招いて食事をしたりをしていたそう・・・そういう国民性の国もあることでしょう。 このコロナウィルスの完全なる収束までは、2年ほどはかかりそうですね。 けれどもコロナウィルスが完全に収束する前に、時代や社会が大きく変化すると思います。 そして、個人も会社などの組織も在り方を徐々に変わっていくと思います。 大きく変化をす

          変化のとき

          ロックダウン中の子育て

          イギリスがロックダウンをしてから11日目に入ります。 私は3歳になったばかりの娘に、コロナウィルスのことを何度か説明しています。毎週のように行っていた博物館や美術館、公園や保育園などに行けなくなったため、小さな子どももある程度は理解をしています。 ニュースを見て、ウィルスとか隔離とかそういう単語が耳に入り、リピートしたりしています。(笑)しかも英語で・・・(私が3歳の時、そんな難しい単語しらなかったけど。すごいな!) 外に出て何かに触っては、アルコール消毒液で手をきれい

          ロックダウン中の子育て

          孤独で苦しい死

          本来は、子育てや食と健康について書こう!と思って始めたブログです。 しかし、ここまでくると触れずにはいられない流行りの疫病、コロナウィルス。現時点で2万以上の感染者がいるイギリスに住んでおり、ロックダウン7日目が終わろうとしています。 イギリスは、現在の日本の状況くらいでロックダウンをし始めました。 そろそろ東京もロックダウンするのかなという数字ですね。 人の流れを止めなければならないので、日本全国で一斉にしなければ意味がないのかもしれません。本日イギリスでは、ようやく感

          孤独で苦しい死

          コロナウィルス大流行のロンドンから

          明日の20日より学校閉鎖のロンドンは、どんよりした雲空でとても肌寒く、さらに気分が落ち込みそうです。 スーパーマーケットでは、トイレットペーパーだけでなく、食品の棚・トイレタリー・そうじ系の洗剤などが、空っぽのところが多かったです。 やはり長期保存できるパスタ・缶類・シリアルなどは、どのスーパーマーケットでもなかなか補充されません。 イタリアがあのような厳しい状況ですから、イタリアからイギリスにものが流れて来ないというのも1つだと思います。 もちろん物流がストップしたわけで

          コロナウィルス大流行のロンドンから

          ちょっとした育児疲れ

          久しぶりの投稿です。 2月は、ほとんど東京で過ごしていました。 コロナウィルスがちょうど広がりだした頃だったので、日本へ一時帰国するのを延期しようと思ったほどですが、到着してみればそれほど怖くなくなってしまうのもまた不思議です。 ロンドンに戻って来たのは、2月の下旬。 念のために子どもは保育園に14日間行かせず、なるべく人と接することなく過ごしていました。もちろん、十分な注意を払い生活をしていましたので、心配していた症状がでることも、鼻水すらも全くありませんでした。 今では

          ちょっとした育児疲れ