【Vol.215】「心がけます」や「頑張ります」などの抽象的表現を簡単に使用しない!

【本のタイトル】
あえて数字からおりる働き方

【著者】
尾原和啓

【引用文章】
セミナーや講演のアンケートでよく見かける「心がけます」や「イノベーションを起こしてみせます」「顧客第一で頑張ります」などの言い回しは、具体的な言葉ではありません。
これらは何か宣言をした気になってしまっているだけの言葉で、これではかえって思考が深まりません。こうした言葉をマッキンゼーでは「思考停止ワード」と言って、自らの思考を深めない罠にハマらないようにしていました。
日常の会話でも、あまり考えず「深いですね〜」などと言ってしまったことはありませんか?相手の話についていけなくなってくると、会話そのものが不安になって、つい「深い」「面白い」など漠然とした相槌を打ち、その場から逃げようとしてしまう。本来なら、ついていけないほど深く感じること、面白いと思う理由を話し込んでもいいはずなのです。
こうした相槌は、議論を避けるための技法でもあり、時には便利なこともありますが、議論を避けるということは、「他人との議論」を避けているだけでなく、「自分自身との議論」をやめてしまうということでもあるのです。
例えば落合陽一さんや石川善樹さんのように進化の速い人達は、自分に対する議論をやめません。要するに、自分に理解できない事を誤魔化さないんです。だから、理解できるまで「こっちの角度から考えてみよう、あっちの角度から見てバリエーションを増やしてみよう」というふうに、ずっと思考し続けるのです。
思考停止ワードは無意識に自分を守り、自分の成長を妨げるものです。ふとした時、自分が思考停止ワードに逃げていないか、観察してみるのも面白いと思います。

【具体的アクションプラン】
「心がけます」や「頑張ります」などの抽象的表現を簡単に使用しない!
→思考を深めるためにも、簡単な表現で議論から逃げない!

#自己啓発 #読書記録 #あえて数字からおりる働き方 #尾原和啓

「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!