【Vol.132】ネガティブチェックをする

【本のタイトル】
運を支配する

【著者】
桜井章一/藤田晋

【引用部分】
製品の開発などは、どこかに穴があるのではないかちネガティブな態度で最後にチェックを行うことが非常に重要で、僕がそれを口を酸っぱくしていったので、うちの会社では「ネガティブチェック」というのが合言葉になっています。「よし、これでできた」と思っても、そこで立ち止まって「待てよ、もしかして重大な見落としがあるんじゃないか」とか「ひょっとしてユーザーが使ってくれないのではないか」と思って確認するべきだと思います。最後の最後で「抜けもれはないか」を徹底的にチェックして、はじめて完成と言えるのです。
チームを率いる立場の管理職の人でも、ポジティブな振る舞いで、自分の力量不足を誤魔化す人がいます。うまくいっていなくても「次は必ず成功するはず」と考えて逆転を狙う姿勢を見せるのですが、結局問題は何も解決されていなかったりします。ポジティブさや熱意で誤魔化しても、いつまで経っても根本的な解決になりません。
問題が起きた時に、ポジティブ思考で楽観的に構えている人はとても気になります。「大丈夫ですから」「何とかなりますよ」というのは逃げの裏返しであって、問題の深刻さと真剣に向き合っていないのではないかと僕には思えるからです。
ネガティブに考えるというのは、現実的に考えるということです。
現実と向き合うというのは辛いことです。できることなら直視したくはない。だから、たいていの人はそこから目を背けて仕事をしたり、生きているのかもしれません。
製品の質が悪いのに、「これをなんとか成功させます」と意気込んでも、全く意味がありません。悪いものは悪いのです。現実の姿をちゃんとみて、至らない部分を埋める努力をしないといけないのです。
もちろんいうまでもなく、ネガティブなだけではダメだし、最終的にはポジティブに構えなければならないのですが、ポジティブすぎる人は、ちゃんと現実と向き合えているかどうか注意が必要です!

【具体的アクションプラン】
施策実行の前に、ネガティブチェックをする!

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「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!