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享保元年創業「餅甚」で極上の安倍川餅を堪能

ずっと行ってみたかった大森にある「餅甚」さんに行ってきました。
享保元年(1715年)創業。旧東海道沿いで300年続いている和菓子屋さんで一番の売りは「大森名物安倍川餅」。
この安倍川餅が平日でも昼過ぎには売り切れてしまうし、休みの日となれば開店前から行列ができるほどの人気ぶりで、私もどうしても食べてみたかったのです。

お店は旧東海道沿い

お店は京急平和島駅から徒歩5分ほど。環七から西に向かって旧東海道に入りしばらく歩いたところにありました。

旧東海道沿いにある「餅甚」さん

「餅甚」さんは初代甚三郎さんが駿河国からこの東海道大森宿に出てきて茶店を開き、東海道を往来する人に夏の間だけ一皿の安倍川餅に渋茶を出したのが始まりで、今のご当主で十代目。
客足が途切れない人気店でありながら老舗を鼻にかけている感じが全くなく、女将さんがとても感じの良い方で丁寧に接客してくださいます。

あの有名選手のサインが!

お店の中になんと大谷翔平選手のサインが!

エンジェルス時代の大谷翔平選手のサインが!

大谷選手のご両親が餅甚さんの安倍川餅やお赤飯がお好きで、そのご縁でいただいたものだそうです。大谷くんもここの安倍川餅お好きなのかしら😊

人気の安倍川餅を頂いてみました!


早速うちに帰って安倍川餅をいただいてみることに!

箱を開けるとこんな感じ

箱を開けると一口大の小さなお餅ときな粉、黒蜜が入ってました。

早速お皿に取り出して黒蜜をかけきな粉を振りかけます。

黒蜜ときな粉を振りかけて頂くスタイル

お餅はふわふわのモッチモチ!とっても柔らかいお餅です。
静岡の安倍川餅と違いきな粉と黒蜜をかけて頂くのは初めてですが、きな粉はきめが細かく黒蜜もくどさがなくてちょうどいい甘さ!コクがあって優しいお味です。
お餅が一口大なのでパクパクっと口の中に入れてしまい、あっという間に完食してしまいました。一緒にお赤飯も買って帰ったのですがこちらも美味!

一子相伝で守り続ける伝統

私は買って帰ってすぐに頂いてしまいましたが、お餅は求肥や添加物も一切加えていないそうですが3日間はやわらかいとの評判。また黒蜜もお店て作っており、甘さは時代の流れに合わせて変えながらもそのお味は一子相伝で守り続けられているそうです。

ここでしか買えない安倍川餅

大田区に住んで10年以上経ちますが、区内にこんなに美味しいお餅屋さんがあったとは知りませんでした。餅甚さんの安倍川餅は電話で予約をすることは可能ですが、通販等は行なっておらずここでしか買えないお味。
その昔、東海道を行き交う旅人を癒した「大森名物 安倍川餅」
皆様も機会があれば是非!


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