桜井里子/株式会社さとくらし代表取締役

日本には地域ごとに特徴的な自然、伝統技術や文化が根付いています。“さとくらし”(旧・一…

桜井里子/株式会社さとくらし代表取締役

日本には地域ごとに特徴的な自然、伝統技術や文化が根付いています。“さとくらし”(旧・一般社団法人日本ふるさと手しごと協会)は、地域で営まれる資源と、それを使って豊かな生活を求める人たちを繋ぐことで「地域再発見」を目指し、新しいコミュニティを創っていきます。

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日本の人口減少課題とADDress共同体

3年ぶりの開催となった「ワールドキャンパスインターナショナル」の国際交流プログラムに、多摩市の団体「ワールドキャンパス多摩」が受け入れ地域として2023年8月6日〜13日まで23名の海外ゲストをホストファミリーとして迎えています。私もそのボランティア活動に名乗りをあげて、ADDress聖蹟桜ヶ丘A邸(運営:株式会社さとくらし、提携先:株式会社アドレス)をホストファミリーとして登録しました。 ADDress聖蹟桜ヶ丘A邸では米国人の大学講師シェーンのホストファミリーをしたので

    • ADDressでオーナー家守になるまで〜聖蹟桜ヶ丘でリスタート〜

      映画『耳をすませば』の聖地として知られる聖蹟桜ヶ丘(東京都多摩市)で、不動産賃貸&管理事業を2023年6月より開始しました。 施設名は「ADDress聖蹟桜ヶ丘A邸」で、その名の通り、多拠点居住サービス「ADDress」と提携し、オリジナル物件として運用しています。ADDressオリジナル物件というのは、ADDressがトータルプロデュースしている家を称します。当物件は、家具などのインテリアや備品類をADDress拠点開発チームにコーディネートしてもらいました。 株式会社

      • 【2023年の前期抱負】清川村宮ヶ瀬で角打ちコミュニティ&東京で「2拠点目」オープンへ

        明けましておめでとうございます。 元旦の東京は晴天で、気持ちも晴れ晴れな朝を迎えました。 2023年の前半は、2つの目標を掲げています。 「お酒と工芸」の手しごとをその場で楽しめる宿へ1つは、神奈川県清川村宮ヶ瀬にある御宿「宮ヶ瀬手しごとの家」で酒類販売業の免許を取得し、全国から選りすぐりのお酒とお猪口&グラスの工芸を販売すること。「お酒と工芸」の手しごとをその場で楽しめる「角打ち」をオープンします。 普段お世話になっている多拠点居住サービス「ADDress」の会員から

        • 村の宮ヶ瀬湖畔にある伝統的古民家の御宿 -A traditional Japanese-style house inn by the lake-

          清川村にある宮ヶ瀬湖は観光地として、特に東京や横浜に住む人たちが遊びに来ます。ただ、日帰り観光が多いため、ゆっくり滞在してくれる人が少ないことが課題です。ここに来て、都会とは違う景色の中でのんびりと過ごしてほしいです。長期滞在を目的としたノマドワーカーやアドレスホッパー向けの割引プランもありますので、ぜひご利用ください。 Lake Miyagase in Kiyokawa Village is a tourist spot, especially for people li

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        • “さとくらし”の想い
          2本
        • 宮ヶ瀬手しごとの家
          3本
        • 旅する伝統工芸シリーズ
          2本

        記事

          再生

          御宿「宮ヶ瀬手しごとの家」(ADDress清川B邸)ができるまで

          神奈川県唯一の村「清川村」の宮ヶ瀬湖畔の古民家空き家を再生し、御宿「宮ヶ瀬手しごとの家」としてワーケーション&テレワーク宿泊施設としてオープンしました。この家ができるまでのストーリーを紹介しています。 ▼運営会社:株式会社さとくらし https://satokurashi.jp/ 宿泊はAirbnbかADDress(定額制の多拠点居住サービス)で。 ■ツイン「桜の部屋」:Airbnb https://airbnb.com/h/teshigoto-sakura ■シングル「楓の部屋」:Airbnb https://airbnb.com/h/teshigoto-kaede ■シングル「椿の部屋」:ADDress ※会員登録が必要です。 https://address.love/homes/351

          御宿「宮ヶ瀬手しごとの家」(ADDress清川B邸)ができるまで

          再生

          旅する手しごと〜「持ち運べる食器+α」〜

          多拠点生活をする中で、あったらいいなを実現するプロジェクト「旅する工芸品シリーズ」の第1弾のテーマは『食』。和洋中どのシーンでも使える箸・フォーク・スプーンに加え、地域のお酒を味わえるグラス(コップ)がセットになった持ち運べる食器を、温かみのある木材で作れないか。 そんな願いを実現してくれたのが、栃木県の伝統工芸士で指物師のクロサキ工芸の黒崎啓弘さんです。 指物とは、釘などの接合道具や接着剤などの接合材料を使わずに、木と木のみを組み合わせてつくられたものを称する家具や建具

          旅する手しごと〜「持ち運べる食器+α」〜

          旅する手しごと〜灯(あかり)を持ち歩く暮らし〜

          移動生活の中で「あってもいいな」と思ったモノを形に 私は定額制の全国住み放題「ADDress」を使って、月の3分の1は多拠点生活をしています。移動しながら生活し、働くので、必然的に旅支度はコンパクトに収まるものを追求するようになりました。 必要最低限の所有物だけに絞り込む「ミニマリスト」の域にはまだまだ到達しませんが、なるべく物を減らし、身の回りのものを整理整頓できるように気をつけています。 だから、「買う」こと「所有する」ことには、以前にも増してこだわりが増えました。「

          旅する手しごと〜灯(あかり)を持ち歩く暮らし〜

          宮ヶ瀬湖ワーケーションのご提案〜「手しごとの家」で非日常体験〜

          山か海か。緑か青か。 どちらが好きかと問われて、「山」ないしは「緑」と答える人には、ぜひ来てほしい宮ヶ瀬湖。東京都心から約50km、横浜や川崎の市街地から約40kmの近さにある丹沢山地に連なる山間に立地します。 宮ヶ瀬湖はダム湖で、神奈川県清川村、相川町、相模原市の3市町村にまたがります。宮ヶ瀬ダムの放流ポイントとは反対側にあるのが清川村宮ヶ瀬地区。ここに、ワーケーション宿泊施設「宮ヶ瀬手しごとの家」を2022年10月にオープンします。 このnoteを読んでいるADDre

          宮ヶ瀬湖ワーケーションのご提案〜「手しごとの家」で非日常体験〜

          【募集終了】神奈川県清川村の古民家再生プロジェクトの管理人募集[2022年10月オープン予定"手しごとの家"]

          【管理人の募集は終了しました】 東京都心から1時間半で行ける神奈川県清川村は、東京から最も近い村であり、神奈川県唯一の村です。この村には「宮ヶ瀬湖」という湖があります。1987年に宮ヶ瀬ダムの建設工事が着工する前に移築した元養蚕農家の立派な家屋は、地元のオーナーによって長年に渡り大切に管理されてきました。この地域のシンボル的な空き家を清川村の皆さんや清川村に関わる方々とともに改修し、宮ヶ瀬エリアに伝統文化を体験できる宿泊施設「宮ヶ瀬手しごとの家」とコミュニティをつくります。

          【募集終了】神奈川県清川村の古民家再生プロジェクトの管理人募集[2022年10月オープン予定"手しごとの家"]

          暮らしの中で“伝統文化”に触れられる古民家ゲストハウスを作りたい

          この2022年初秋、神奈川県清川村の宮ヶ瀬湖畔に、伝統工芸や民藝に触れられる古民家ゲストハウスをオープンします。もともと湖ができる前、ダムで沈んでしまう予定だった古民家を、湖の湖畔に移築したオーナーさんが大切に管理してきた元養蚕農家の住まいです。現代の暮らしに合うように間取りを変更し、キッチンや浴室・トイレなど大規模改修を施しつつも、梁と屋根などの土台はそのままに、昔ながらの建具は意匠デザインとして再利用します。 画像下:リノベーション前の「宮ヶ瀬手しごとの家」外観 この

          暮らしの中で“伝統文化”に触れられる古民家ゲストハウスを作りたい