月に一度の精神科への通院日だったのだが、前回に処方してもらったレクサプロを飲むと気力がなくなって寝たきりになってしまうということを話した。

するとこれまた同じSSRIのジェイゾロフトを勧められたが、ジェイゾロフトは以前自分で海外から輸入したことがあって全く効かないことを知っていた。

なので抗うつ薬はもう要らないと医者に伝えると、今飲んでいるリーゼという抗不安薬を強くすることを勧められた。しかし、リーゼはやはり効いている時間が少なく、効果の切れ目がかなり分かりやすい薬だ。しかもその切れ目にパニック発作が出てしまうことがあった。

そこで、1日中効いているような抗不安薬を使いたいことを言うとメイラックスが処方された。このnoteでもパニック障害の治療にメイラックスを使っていると言う人の記事をいくつか見たことがあったので使ってみたかった薬の一つだ。

年末年始で病院がやっていないこともあり、完全にリーゼからメイラックスに切り替えるのではなく、ひとまず頓服薬としてメイラックスを使ってみてどうなるのかをみてみようと言う展開になった。

私としてもいきなりリーゼを全て減らされたのでは発作が起きた時にどうしようもなくなるので、段階的にリーゼを減らしてメイラックスに切り替えていく方針には賛成であった。

やはりこうした柔軟な治療方針をとってくれることがこの病院の良いところだと思う。以前の病院はパニック障害だろうがうつ病だろうがとりあえず抗うつ薬をだしておけばいいだろう、みたいな適当な治療方針だった。抗うつ薬が効いていなくても、そのままの処方で続けると言う感じで全く体調が良くなる気配がなく、薬を変える気もないようだった。

しかし今回の病院は患者の意向に沿った治療方針を示してくれる。抗うつ薬はもう使いたくないという私の意志に対してきちんと向き合ってくれる良い病院だと思う。本当にこの病院に巡り会えてよかったと思う。