#98 読書録 塩狩峠を読んで vol.3
今日は初めて、出張先に電車で向かっており、塩狩峠をそこで読み終わりました。
引き込まれすぎて、読了まで2日ちょっと。なんとなく小説って時間かかるから選書として敬遠しがちでした。
そして、今回それは違うというか自分のバイアスということがわかりました。塩狩峠により自分の視界が少しひらけた感じですね。
そんな良い出会いをつくってくれた塩狩峠がきになった方はこちら
話は変わりますが、なんの気無しにタイトルの写真をnote用に移動の時間で撮りました。そして、あー今自分は電車の中にいるんだと、そこで気づき、この本との不思議な関係を感じました。
この本を読んで精神的なものをこれまでより何か感じやすくなったのか?本を読む前と比べて何かが小さく変わったようです。
ここからほんの数行、最終80Pぐらいを読んだ気持ちだけ残しておきます。
ここまでの全体感
かんざし、峠、あとがきまでを読んで
話の流れは何も語ることができないないほど素晴らしく、言葉にすると陳腐化してしまうと思い、逆に語りたくないぐらい、苦しくなるものでした。
これが事実とすると、自分にとっては辛すぎる。としか認識できません。
この本を読んだ気心の知れた人とのんびりコーヒーでも飲みながら、ゆっくりと語り合いたい。一人では抱えきれないって読後感でした。
ただ、現実に戻るとnoteを書いている今は、AM11時出張先に向かう電車の車内。
これから、会社のプレゼンの最後のリハーサルをして、半年間の大事なまとめをするのには最悪なぐらい心がなんとも言えない気持ちになっています笑
気になった表現達
普段は穏やか、、、これ全身これ炎のようになる
自分がなりたい姿勢は本当にこれ。今は穏やかさもさることながら、全身これ炎となるほど熱くなれていないのが課題。
残りの人生が短いというより、今日をしっかり生きるのであれば、自分が大切にしている思いは何かをしっかり外に出していきます。
普段いつも内ポケットに遺言を持っていた
自分は信夫よりも10以上はうえ。でもいつでも目の前に自分の最後がきてもいいように備えはできていない。
万が一の為に、臓器提供をどうするかだけは明示している。今年のやることの一つに、残された人たちに意思を残そうと思う。
いろいろ支えてもらう人はどうすればいいか。これ重い課題。
かわいそうな奴
自分の幸せは、自分でどう認識するかだなと思った一節。もうそれ以上でもそれ以下でもないなと。ここまで入り込んでいたので深く刺さりました
まとめ
今回の投稿で三部作もお終いです。
本当に久々に感情が大きく振れる本に出会うことができました。出会いに感謝です。
今日も残しておくのですが、目の前のことに集中して全力で生きる。そして人は変えられないが、全て変えることができる自分を中心に考えると物事を違う認識ができるということを踏まえて生活をしていきます。
北海道生まれの母と塩狩峠の話をしていて読みたいと言っていたので、本のバトンを渡したいと思います。
そんな環境にも感謝ですね
ではでは
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