#141 読書録 金閣寺 vol.1 読んで知る事ができた、全く違う角度から世界が見える体験
こんばんは!けーたです。
本日は、三島由紀夫の金閣寺を読みましたので、読書メモを残しておきます。自分が三島由紀夫の本を読む日が来るなんて夢にも思いませんでした。
この本との出会いは、ありがたいことに読書メンターのおススメ!先日完結編を迎えた塞王の盾もおススメしてもらい超絶楽しい読書時間を過ごすことができました。
自分の読書力などを把握してもらいつつ、この辺の本はどう?なんておススメしてもらう価値を噛み締めております!感謝!!
という事で、本日はこちらの作品についてです。
勝手に前半とした(~P135)全体的な読後感
まず、読書体験として自分以外のフィルターを通してみる事ができた世界観に本当にびっくりしたというのが一番。
正直、自分でのぞき込まないと一生交わる事ができない世界観を読書を通じてみる事が出来たので、自分の様に三島由紀夫作品にタイトルというか存在だけでビビって手に取ってこなかった人たちには是非おススメしたいと思います。
ただし、本を読んでスッキリしたい!テンションがあがる、明日も元気にっ!っていう人にはおススメしません!
人間の内面の内面の内面に潜り込む感じで、身体的な差分が人とある事をこの当時の世界観で毎日のように家族から、他人から言われ続けるとこうなるのかなあと。ついつい、このコメントを書いていて何が構造的にこれを生み出したのか?なんとなくシンプルな原因を考えてしまう思考はちょっとこの本にあわないなと思わされました。
それだけ、一人の人間のフィルターを通した世界観にただただつかる事が良いのかなと思います。
気になった表現達
ちょっと時間がなさ過ぎて、読書をしていて付箋を貼っている気になった表現達を3つピックアップして、後程なぜここが今の自分に刺さったのかなどをアップしていきたいと思います。
私は内界の悪に、できるだけ深く沈んでやろう
不具というのはいつも突き付けられている鏡なのだ
私という存在からドモリを差し引いて
まとめ
食べず嫌いという言葉がありますが、過去の自分にいってあげたいことは、まずは三島由紀夫作品の名前にビビらずに手に取りなさい!!ということ。
もちろん、この当時の言葉や差別、時代の難しさがあり気分が高揚する読書体験ではないかもしれないが、そこに間違いなく新しい発見があると。伝えたい。
今回読書メンターにより、新しい扉を開ける事により、ある状況に置かれた一人の人間のフィルターを通して疑似追体験をすることで自分にこれまでにない視点を獲得できた気がします。
それを何かに活かせるといったら不遜すぎて怒られてしまいますが、これを読み返すと新たな視点を知る、思い出す事ができるという本に出逢えたことが幸福です。
再度になりますが、三島由紀夫作品にビビって手に取らなかったことを後悔しております。。。
だれかの選書の参考になれば。
ではでは
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