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『オタクがなかなかやめられない』僕が今やっていること

この記事を読んでほしい人とは?

これは「オタクやめたいなぁ」と切実に考えている人か、「オタクやめるくらいなら死ぬ」くらい思い詰めている人向けの記事です。さらに言えばオタクの中でも"推し"がいる、推し活タイプのオタクの仕方をしている人向けです。"推し"かいないオタ活を経験したことがないので、その他のジャンルのことはわかりません。悪しからず。そしてさらに、僕の経験談でしかないので、僕とは違うタイプのオタクの方には必要のない情報かもしれません。すみません。

そして、「オタクやめてぇw w w」と冗談で言っているそこの君や、「今はオタクやめる気はないかなぁ」くらいの軽い気持ちの方は読まない方がいいでしょう。あと、「そこまで重い気持ちはないけど興味だけはある」という方も読んでいってください。読者なんてなんぼおってもいいですからね。あくまで切実に考えている人向けの記事ということを理解して読んでくださると幸いです。「オタクがなかなかやめられない人」と「オタクやめるくらいなら死ぬ」は全く逆のことを言っているようですが、『オタクがなかなかやめられない』という点では一緒ですし、どちらもオタク活動に固執しすぎているという点では一緒だと思いますので、それを前提に話を進めていきたいと思います。

重いオタクあるある

自己紹介が遅れまして申し訳ございません。そして僕をすでに知っている方には、無駄な時間をとらせて申し訳ございません。僕はさとしと言いましてごく普通のアイドルオタクの社会人です。今は訳あって休職中ですが、普段は普通に働いて普通にオタクをしています。普通という言葉を連発しましたが、あまり普通ではないところもあります。僕は異常なまでに“重い“オタクなのです。どれくらい重いかといえば、「激レアさんを呼んできた」でやってた「ある理由で巨大な石を持ち上げちゃったせいで地元の北陸地方を大パニックにさせてしまった張本人」という企画で呼ばれた激レアさんが持ち上げた石くらい重いです。それは置いといて、最近やったことといえば5〜8時間くらいかけて描いた絵を2週連続で手紙にいれて送ったくらいの重さです。「オモクナイヨ」という声、ありがとうございます。安心できます。

まず重いオタクは、推しメンのことを異常に知りたがります。せっかくの接触(接触とは言わない文化圏もあるみたいですね。僕は使い馴れているのでこちらを使います。)の機会に、どうでもいいことを聞いてしまいます。食べ物の好みであるとか、好きな男のタイプであるとか。あ、ちなみに僕は好きな男のタイプを聞いたことはありません。そこまで踏み入って嫌われたくないので。あ、好きな男のタイプ聞くオタクが悪いとは言ってませんよ。僕もめっちゃ気になりますし。推しメンから降ってくるようにコンテンツとして与えられたら、神の啓示並みにありがたく頂戴しますし。はい。楽しい重いオタクあるあるの時間はここで終了。どうですか?楽しくなかったですが?重いオタクあるあるがもっと聞きたいという方がいれば、他に場を設けます。流石にそんな声は届かないと思いますが。

「や〜いお前のオタクスタイル『ガチ恋』」

『え〜重いオタクあるあるもっと聞きたいよ〜』という方、すみません。僕には『オタクをやめられない』人へのメッセージを伝えるという使命がありますので。(そんな使命はない)話を次に進めたいと思います。さて、どうして重いオタクは推しメンのことを異常に知りたがるのでしょうか?それは簡単です。単純に同じところに行きたいし、同じ物を見たいし、同じ物を食べたいし、もっといえば、一緒にいたいからです。あ、今「キモっ!」って言ったでしょ。黙っててください。けど意外とこういう人って多いのではないでしょうか?聖地巡礼が一大ビジネスとして成立しているくらいですし。

「一緒にいたかったら、そりゃ好きな男のタイプも聞くわな。」と目から鱗だったかと思います。「そうでもないです」という意見は置いといて。ここからは完全に僕の自己分析に基づいた、経験談なので、『あ、これ俺とは違うわ』という方は帰ってもろて。自分とは違っててもまだ気になるという好奇心旺盛な方は引き続きお楽しみください。さて、推しメンのことを異常に知りたがり、同じ体験やあまつさえ、一緒にいたいと思ってしまうオタクとは一体どういうやつなのか?そう、そんなあなたはガチ恋オタクです。『え、俺ガチ恋じゃないけど』と思った皆さん、安心してください。恋は誰だってするものです。その相手がたまたまアイドルだっていうことだってあってもおかしくはないでしょう?ただこれを一度発症するとアイドルを好きになるたびにガチ恋をしてしまう後遺症を患う危険性があるので十分ご注意ください。

これで異常に推しメンのことを知りたがるオタクの謎が解けましたね!異常に知りたがるからといって、一緒にいたいとまでは思っていないと強がってるオタクの皆さん。そう片肘はらずに。一緒にいたいに決まってるじゃないですか。もしもなんでも夢が一つ叶うなら、の話ですけど。あ、もしなんでも夢が叶うとしても推しメンと一緒に生きたいと思わないあなたはガチ恋ではないので、安心してください。

生き様オタク

ようやく、重いオタク・ガチ恋オタク以外を篩にかけて、ここまでやってきました。ここまでで僕が言いたかったのは、「そこのオタクがやめられないキミ、もしかしてガチ恋なんじゃね?」ということです。もちろん、ガチ恋以外でもオタクがやめられない人はたくさんいると思うので、「俺はガチ恋なんかじゃない!」とそうムキにならないでください。

「ガチ恋だけど、さすがにそろそろオタク卒業したいな」だとか「オタクやめられそうにないけどさすがに今の推しメンで最後」と思っている方、または「周りがオタクやめろっていうけど死んでもやめたくない」という方に向けて、一つ提案をしたいと思います。さすがにここまで重度のガチ恋オタクだと、そういった生き方を既にしているという方が多いと思うので最適なソリューションとはいえませんが。『考えたこともなかった』という方のお役には立てるかと思います。

そうです。これは生き方の話です。オタクがどうしてもやめられない、またはやめたくないと切実に考えるほどオタクが身に染み付いている人は、既に生き方がオタクなのです。いうなれば生き様オタクです。(友人の言葉を拝借します。すまんな。)

24時間戦えますか?

僕が提案するのは「『24時間』推しメンのことを考えて生活をしてみよう。」ということです。「なんだそんなことかよ」と思った方、期待外れですみません。おそらくガチ恋を自認しているオタクの方はもう既に24時間推しメンのことばかり考えて生活していることかと思います。そうだよね。だってお前ら推しメンと結婚したいんだもんね。切実にこれからのオタ活について考えるほど重度のガチ恋のくせに『24時間』推しメンのことを考えてみるなんて想像もしてみなかったという、ちょっとおつむの弱い1年生風オタクには、ここから伝えることをよく読んでおくことをおすすめします。大丈夫です。僕もおつむが弱くてあまり考えたことがなかったので今ここで語っています

次の項目で『24時間』推しメンのことを考える方法を説明したいと思います。ただ、ここで断りを入れておきたいのは厳密には、これはほぼ『24時間』推しメンのことを考える方法であって、厳密に『24時間』推しメンのことを考える方法ではないということです。僕だってさすがに毎日推しメンと同じもん食ってられないし、たまにはニュースとかも見ます。「それでも俺は24時間推しメンのことを考えたいんだ」という変態は勝手に頑張ってください。応援します。切実に←

推しメンと同じ体験をしろ!

これも答えは単純明快です。ずっと推しメンのことを考えてたかったら、ずっと推しメンと同じことをしていればいいのです。さすがに24時間推しメンのことを監視できるわけではないので、情報不足もありますし、体力面や経済面でも無理は生じます。そこは自分で考えて、いい感じにマイナーチェンジをしてください。たとえばわかりやすいものでいうと1日オールロケの企画を1日かけてやってみるとかどうでしょう?完全に同じ動きはできなくとも擬似的に1日中推しメンと同じ動きをして、同じ体験をできます。すると知らず知らずのうちに推しメンのことをずっと考えている自分がいると思います。

推しメンと同じ体験をするために、僕が今やっているのが『東京都港区〜静岡県三島市の徒歩チャレンジ』というものです。その内容については嫌というほどツイートしているので、詳細はツイッターをみて欲しいのですが、簡単にいうと「推しメンが全10区のうち1区を走った駅伝のコースを、走りじゃなくて徒歩で完走したら1区間走るのと同じくらいしんどいんじゃね?」という軽率な発想のもとはじめました。

じゃあ1区間走れよということを全員が思ったかもしれませんが、僕は3km程度のランニングでも膝を痛めるくらい、走るのが苦手というのと、20km走るために毎日練習するくらいなら、今すぐ歩いていくというほどのせっかちな性格なので実現には至りませんでした。今3日目で、既に重い荷物を背負っているせいか脚より背中が筋肉痛でしんどいので完走できるかわかりませんが、「男に二言はない」ということで完走せんと息巻いています。

最後に

はい。今回も長々とすみませんでした。文章が長いのは僕の短所です。それは置いといて、この記事で言いたかったのは『推しメンとずっと同じことしてて楽しいなら無理してオタクやめる必要ないんじゃね?』という話です。逆もまた然りで、推しメンと同じことしててつまらないのに「オタクやめれない」などと言っている人は一度ずっと推しメンと同じことを『24時間』やってみてしんどかったら、やめたほうがいいんじゃないの?という意見です。「ガチ恋ではなかったけどオタクは続けたい。」という人はご自由にどうぞ。そのために役に立つ経験は僕は持っていません。

とにかく、今擬似的とはいえ、推しメンと、その所属するグループがやったことを経験している真っ最中ですが、『結構楽しい』です。たしかに、楽しめるようにのんびり音楽を聴いたり、歩いて写真を撮りながら進んでいるので当たり前っちゃ当たり前なんですが、普通の人は必要に迫られてもいないのに1日40km近く歩くことはできないんじゃないかなとは思います。今、「推しメンとずっと同じことしてて楽しい僕は推しメンと結婚したら楽しいに違いない」と妄想してニヤニヤしています。現実はそう優しくないとはわかっていますが。いいじゃないの。ちょっとくらい夢見たって。ちょっとでもないけど。ということで今日も平常運転、いつも通り変態的なさとしのnoteでした。読んでいただき、ありがとうございました。

最後になぞかけを一つ。「推しメンと『24時間』同じことをする」とかけまして、「個性的なビジネスファッションの人」とときます。その心は「『変タイ』は楽しめる」でしょう。さとっちです!
どうも、ありがとうございました〜。

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