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もう一度プロとしての自覚を

先日、久しぶりに仕事でミスをやらかしてしまった。
ヒヤリハットというか事故というか見落としというか…

あるクラスの夕方の保育を見ていたんだけど、ある時女の子が突然泣いていた。
レゴブロック的なおもちゃを5〜6人で集まって遊んでいる場面で、どうやらある子がイスを移動している際に別の女の子の顔に当たってしまったようだった。

ここまではどこの保育園でも起こりうることだ。

問題はそこからで、その泣いていた女の子の観察が足りなかった。

イスが当たった部位と思われるところを確認したが、赤くなっていなかったため、特に冷やしたりはせず、「お互い気をつけてね」でお話は済ませた。

しかしその後、その子の降園の際保護者からの指摘があり、目の下が少し腫れてしまっていたことを確認した。

丁重にお詫びをし、お帰り頂いたのだが、久しぶりにこんなミスをしてしまって落ち込んだ。

気づけなかった自分を悔やむ。
あの子はいつもイスがぶつかったぐらいじゃ泣かない子だ。
泣くほど痛かったってことに気づけなかった自分が。

きっとそこに気づいていたら、
もうちょっと違う対応ができたはずなのだから。


保育士という仕事。
子供たちと仲良く遊んでいればいい
ケンカや揉め事があった時に、お互いをなだめる仲裁をすればいい。
給食やおやつを配膳して、苦手なものも食べるんだよと言えばいい。

普通に子供が好きな人なら、資格がなくても誰でもできるじゃん!的な内容に聞こえるかもしれないが、もっと本質的なところは違う。

仲良く遊んでいればいい
・子供が自分で遊べるように手助けをしてあげる。
・自分で自発的に遊びに取り組めるような環境を用意してあげる。

ケンカや揉め事の仲裁
・お互いどうしてこうなったのかをわかってもらうように諭す。
・ダメなことはダメと注意する役割
・お友達に手をあげるのではなくて、口で話すように促す

給食やおやつの配膳
・子供が喉につまらせないように気にかけてあげながら食事を介助する
・食事の進み具合を見ながら、その日の体調も観察する
・苦手なものもなぜ食べなくちゃいけないのか、説明した上で頑張ってもらう

もちろんそれぞれこれだけではないんだけれど、1個1個の保育にはそれぞれ意味があって、それが子供の発達に影響をしていくことを忘れてはいけない。
そして、大人の言動や行動が子供に与える影響も考えなくてはいけない。
 

簡単そうに見える側面もあるけれど、
実は保育士とはとてもデリケートで
プロ意識がないとやっていけない仕事。

改めてこのことをきっかけに、気持ちを新たに頑張りたい。

事件や事故の捜査をする刑事・警察官ほどではないが、子供たちを観察することの大事さを心に留めて・・・


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