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データは21世紀の石油。AIでデータを使いこなすAIシナジストに求められる6つの思考とは【74日目】

さとうみです。昨日に続いて、AI時代のキャリアデザインより。

データは「21世紀の石油」

天下のAmazon様の元チーフサイエンティストの言葉です。

それだけ世界にとって重要な資源になるのが、「データ」になるという予測はさまざまな科学者が提唱していることです。

既にデータをビジネスに利用した企業が世界の時価総額のトップ企業であることからも、紛れもない事実ですよね。

GAFA、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アマゾン。すベてお世話になり、そしてデータを吸い上げられて、グーグル、フェイスブック、多種多様な広告が表示され、気づいたらAmazonでポチッとしてしまうわけです。

そんなデータを巧みに操作する基幹技術こそが、AI技術となり、そのAIを用いて、データを自在に使える人のことをAIシナジストと、いうそうです。

20年後には47%以上の職業がなくなっている

というオックスフォード大学の研究にもあるように、さまざまな社会課題やビジネス課題が、データとAIの発達によって解決され、超効率化し今利用している人手が必要なくなっていくことが予測されています。

そのため、今ビジネス畑で働いている会社員、サラリーマン、公務員などは、正直今ある延長線上に、仕事ができる可能性がほぼなくなることを念頭に置いて日々を過ごさねばなりません。

つまり、リカレント教育、知識や経験に再度投資し、新しいことを学び直さなければならないということです。

その一つのおすすめがAIシナジスト。と元Googleの著者はいいます。

ではそのAIシナジストに求められる6つの思考を見ていきましょう。

ユーザー思考

これは、徹底的にユーザーのみになって、そのサービス/製品の粗を探す、そしてどうすればもっと良くなるかの改善思考を積み重ねるということです。最低10個は常に見つけられるように訓練していくことが求められます。つまり常日頃から何事にも満足せずに、改善せよ。という思考様式です。

プロダクト思考

抽象的なビジネスアイデアを具体的にプロダクトに落とし込む思考です。ポイントは、誰に、何を、なんの目的で、具体的な目標、どう使われるか、そのための機能、セキュリティとプライバシー、競合、マーケティング...と具体的に製品化して、世に出すまでの一貫したレールを敷いていくことが求められます。段取り力とも言い換えられるかもしれませんね。

起業家思考

「誰のどんな課題を解決するために何を作っているのか」をぶらしてはいけません。誰の必要のないものを作ってしまった後に、そのコストと時間は返ってきません。

プラットホーム思考

FacebookやAmazonなどのビジネスモデルを参考にせよ。という思考です。2種類以上の異なる種類のユーザーを繋げる、ユーザー間のダイレクトなやりとりが可能、やりとりを円滑にするための機能を提供していること、の3つがポイントです。民泊で建物を持たないのに圧倒的な成長を遂げたエアービーアンドビーなどが具体例として挙げられます。

転換思考

これは、そのまま言葉をそのまま。
優れた成功事例を、別な場所で応用できないか、の思考術です。カメラと除草機を組み合わせて、雑草と作物の区別をして除草していく機械を作った会社が米国にあるそうです。待て、除草でいけるなら〇〇でも応用できるかも。のような思考の癖づけを持つということです。

オートメーション思考

最後に、オートメーション、つまりどうすれば作業工程を省人化できるか、を徹底的に突き詰める思考です。

具体的に製品を制作する工程を細分化し、ボトルネックを洗い出して、「自動化できないか」を常に考え続けることです。逆にGAFAはこの自動化思考の集大成だといえます。

この6つの思考術を知り、少しずつ明日からの生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

AIに使われるのではなく、使いこなす人材を目指したいものです。
実は、このNoteも、機械が書いているかもしれません。(嘘です、人間です)

さとうみ









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