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「僕らはSNSでモノを買う」 #ウルサス本 を読んだよ 《要約メモ》

“ブランドとファンづくり”について興味があるタイミングに
「僕らはSNSでモノを買う」をお友達からすすめてもらい、読みました。

ちなみに…本書に登場する考え方のフレーム「ウルサス」
っていう言葉をタイムラインで見かけるたび
てっきりマミタスカワユス的な文言だと思っていたのですが
それは全然違いました。。。

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(中川翔子さんの声で脳内再生)

さて本題にまいりましょう。

「情報を気に留めてもらうのって超大変」な今の時代に

現代は情報爆発社会だと言われていますが、
生活者は毎日大量の情報を浴び続け、瞬時に「自分に関係ある情報かどうか」を判断しています。
(インスタをスクロールする人の姿を思い浮かべるとわかりやすいですね)

ほしいモノを選別・判断することに疲れ、
ほしい気持ちがいつのまにか消えている現象を「欲求流去」と
博報堂生活研究所さんが定義したのも記憶に新しいです。

そんななかで、情報を気に留めてもらい、共感してもらい、
ファンになってもらうって容易じゃありませんよね。

「僕らはSNSでモノを買う」は
そんなSNS時代ならではの、生活者、とくに潜在層にアプローチするための戦略を紹介してくれる本です。
2019年8月に出された本なので情報も新しい!
対話形式で読み進めやすいのもありがたいです。

1ページにポイントをまとめてみた

本の中で特にハイライトしたい部分を1枚にまとめてみました。

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内容をかなりざっくりとまとめるとこんな感じ。

・指名検索をするユーザーは購買に近い
(店名で検索・商品名で検索など) 

・そんな指名検索をふやすのにUGC(User Generated Contents)は有効
(友人がすすめていたコスメを買おうと思う→商品名で検索する→買う)

・UGCはスモール・ストロング・タイ
(リアルな関係に近い、濃密なつながり)で鎖のように繋がって拡がる

・SNS時代の購買プロセスULSSAS

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・UGCを生まれにくい商品もある(コンプレックス商材等)

・UGCをいきなり増やそうとするのではなく、
潜在層ユーザーがふれるオウンドコンテンツを
戦略的に(だれの、どんな課題を解決するのか目的を明確に)つくり
量と質を上げていくことが重要

UGCを生み出す行動、身に覚えがありすぎる

自分自身、消費/投資活動については
あれこれTwitterに書くのが楽しくてよくやります。(昨日もやった)

これってステマとかアフィリエイトとか金銭的な目的ではなく
・良かったものを親しい人に教えたい、だったり
・公式さんを応援したい!だったり
・わたしはこんな世界観が好きだよ、を表現したかったり
が動機になっているのですよね。

3つめについては物心ついた時から好きな人が多いんじゃないかな。
筆箱の中身を見せあったり、文房具で自分を表現したかった頃がある人も多いのでは?

本書の中で語られる
UGCを生み出す行動自体が自己表現になる
それを公式やフォロワーさんにLikeされると承認欲求が満たされる

という話はすごく納得しました。

読んだことは小さく試して学びを深めたいよね

☝️ではかなりざっくりとまとめましたが、
コンテンツづくりの手法論(「量と質」の中身、カスタマージャーニーマップ、キーワード定義、目標数値の設定 等々)が
後編で詳しく語られていたので、
仕事でもnoteでも小さく試していきたいな!

お店をやっている友人にも、この本はおすすめしようっと。

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