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助けを求める事で歯車が動き出した

こんばんは、もなかです。

私には誰にも言えない、話したくない悩みがありました。内容は私のnoteを見れば分かると思いますが、普段から不安に苛まれていること、人に会うのが怖くてたまらないこと、自分には価値がないと思い込んでること、学校から帰ってきたあとは毎晩泣いていたこと、上げだしたらキリがありません。

そして、誰にも相談したことがありませんでした。学校の先生や保健室の先生、もちろん友人や両親にも。
私は高校一年生から、今までずっと1人で抱え込んできてもう1人じゃ耐えきれなくなっていました。

誰か助けて。

自分じゃもう抱えきれない。

20歳になってようやく、誰かに助けを求めることが出来たのです。私が選んだのは母親でした。

今日、ある用事で電話をしたついでに、「最近どう?」と聞かれたので、最近学校楽しくないよ、行くの辛いよ、とかポツポツと話していくうちに本当は人に会うのが怖いんだ、不安でしょうがないし他人に合わせてしまうんだ、と泣きながら本音をぶちまけたら母は、

「1人で抱え込まなくていいんだよ、無理しないで」

と、私が1番言って欲しかった言葉をかけてくれてさらに号泣。

そして、あなたは真面目すぎるし硬い、数時間しか一緒にいない人達のことで悩みすぎだよ、人と関わるのが嫌なら、無理に他人に合わせるんじゃなくて、めんどくさい時はテキトーに流してればいいし、今あなたが1番やるべき事は何?

友達を作ること?

違うよね、学校に行って、勉強して、国家試験を取るという目標があるでしょ?
今最優先にするべき事は友達の事で悩むより、目標に向かって走ることでしょ?

全くもってその通り。
さすが母。

私の両親は、二人とも結構楽天的でクヨクヨ悩んだりしないタイプらしく、あんたは誰に似たんだろうねぇ笑と言われた。
ほんとそう。兄もあまり物事を深く考えないタイプで、好きな事で生きていく!ような人間なので、私は誰の子だ?と私自身も思った。

溢れんばかりの涙と鼻水で話し始めた私に、

「泣かんでもいい、大丈夫よ。」

と優しく声を掛けてくれた。

心配した母が、明日行くか?と聞いてくれたが、レポートや課題が溜まっているので、来月まで待つと答えた。ホームシックで家に帰りたい訳じゃない。ただ、この絶望の淵から誰かに助けて欲しかったのだ。悩みを聞いて欲しかったのだ。

私の友達にはこんなこと話せる人はいない。
ここまで親身になって、安心させてくれる人なんていない。

普段は生意気いったり、困らせたり、酷いこと言ったり、母に何もしてあげられなかった、むしろ傷つけてしまうことが多かったのに、こんな私のために親身になって話を聞いてくれて、優しくしてくれて、本当に感謝しかない。(ここでまた大号泣)

こうなる前に友達にも少し話したが、軽く聞き流されてしまったので、もう誰にも話すまい!と強く誓っていたけど、相談する相手をきちんと見極めないと、自分が救われない。
母に話すことですごくスッキリしたし、もう1人で抱え込まなくていいんだ、助けを求めてもいいんだ、と思えた。

「ずっとそのままなわけない。いつか絶対良くなる。幸せになれる時がくるよ。」

今まで噛み合っていなかった歯車がようやく噛み合い、グルグルと幸せに向かって動き出した音がした。

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