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グルと過ごせば・・・(3)

背中に学ぶ


サダナンダ先生は、コロナでお目にかからない間に、10kgも体重を落とされました。何をしたかといえば、自分で自分の生活をコントロールした、それだけです。

インドでは、名医であるほど肥満傾向にあると言われます。

患者さんが押し寄せてくれば、ずっと座っていなければならない職業なので、やや仕方がない。サダナンダ先生も、体重が増えてきて、膝の手術を勧められるようになりました。

「もう少し仕事がしたいから」

でも、「もう少し仕事がしたいから」という理由で、生活を変えて、食事を少し減らして、朝夕きっちり歩くようにされました。写真は脈診ツアーの時に、ホテルに戻ってこられた途端に、廊下を歩きはじめたところです。何往復と決めて、ホテルの廊下をゆっくり、ゆっくりと歩いて、それからパタンと自室へもどられました。

忙しさに流されて生きるのではなく、きちんと計画をもって自分の生活を自分でコントロールすること。先生と一緒に旅をしていると、先生の24時間の使い方を見ることができます。

老化

また、老化とも上手につきあっておられ、「すべてはゆっくりやれば問題ないのだ」と、おっしゃって、実際にものを書くスピードなども、ゆっくりとされていたので、最初は30分の診察時間の中で終わらないのじゃないかしら?と、心配になったほどでした。笑 でも、それは自分でコントロールされていたので、ペースをあげなければならない時には以前と同じスピードに戻されるので、どれだけ自分で自分のペースをよく知ってコントロールされているのかと驚きました。

一日の生活

朝4時半におきて、沐浴とお祈りを済ませ、少しの散歩をしてから、毎日5つのバガバットギーターを読み、5時半にはお茶を飲み、一仕事してから8時半には朝食。1時には昼食をとって、イスに座ったままで少しウトウトして休み、午後も仕事をしてから、夕方にまた歩き、あちこちに電話をして、誕生日の人や困っている人に声をかけ、本を読み、日記をつけ、マントラを108回唱え、夕食のあとは少しコメディなども見てこころを楽しませ、静かに音楽を聞いてから11時には眠る。

インドにいれば、分刻みで財団の仕事やら患者さんやら、あらゆることであちこちからひっぱりだこで、ムンバイや、デリーや、ショーラプールへと、休む暇もない先生ですが、その中でも、生活のリズムを崩さないように、細心の注意を払って、自分の生活をコントロールしています。

今度の10月のツアーでは、先生と同じゴアのホテルに泊まるので、先生のこんな素顔ものぞけるかもしれません。

インドで、サダ先生と一緒に過ごすグルックラツアーは10月出発ですが、7月31日が申し込みの締め切りです。この日までに催行人数がそろっていない場合には、ツアー自体がキャンセルになってしまいますので、ご希望の方はお早めにお申し込みくださいませ〜!

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