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電話で「こんにちは」は変?ありがとう錦鯉!

こんばんは創です。
仕事をしていて、部下に注意ってあまりしたことがありません。
他人に駄目出しするのってパワーいりますよね。部下に直してもらいたいことがあるときは他の人の事で話し、暗に「これあなたにも当てはまっているんだよ」と伝えたりします。
それだとあまり伝わらないんですが、よほどのことでなければいつか自分で分かってもらえれば良いと思ってます。

部下に優秀な子がいます。困難ケースのお宅でも「一緒に連れて行ってください」とネズミやゴキブリがいるようなところにもついてくるような子です。
今年より包括配属になったホープなのですが当初から気になっていたことがひとつありました。
電話の応対で「こんにちは!◯◯地域包括支援センターの△△です」と言うのです。
他に電話応対で「こんにちは」という人はいません。私が営業だった頃なら多分、上司にすぐ直すように言われたと思います。
「こんにちは」のトーンが尻上がりなので、年配の人相手だとなおさら「失礼なんじゃ?」と感じるのだと思います。
その子がいないところで他の部下に「あれって変じゃない?どう思う?」と聞いたことがあります。その時は「そこまでおかしいとは思いませんでしたが・・・所長がおかしいと感じるんだったら言ってあげた方がいいんじゃないですか」
そんなやり取りがあり、しかしなかなかそれを言うタイミングというか気力がないまま日々が過ぎていきました。
そんなある日。
私は芸人ラジオを聞くのが趣味なのですが、ナイツザラジオショーに錦鯉がゲストで出演していました。
お便りコーナーで「所長にこんにちはと言ったら『目上の人に対する言葉じゃない』と叱られました」という話がありました。芸能界では夜でも「おはようございます」と挨拶するそうです。
これだ!と思いました。
朝のミーティングでラジオで聞いた話しと「こんにちはは丁寧語ではないから目上の人や年配の人に使うと失礼になる場合がある」と伝えました。

注意するにしても根拠を提示できなければ「私の感覚では」という基準で物事を押し付けるようになるのが躊躇っていた理由なので「こういう話があった」と理由付けされることができて助かりました。
ありがとう錦鯉!

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