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『死ぬこと以外かすり傷』読書記録#35

『死ぬこと以外かすり傷』 , 箕輪 厚介, 2018

本から伝わる空気に、圧倒されました笑
著者の箕輪さんのことは、名前くらいの知識しかなかったけれど、本からは、風、勢い、挑戦、という雰囲気が伝わってきて、箕輪さんの雰囲気の一部が知れたような感覚になっています。

今は自分自身に、挑戦したい!という意欲は薄いので、「圧倒される」という印象になってしまいましたが、何かに没頭している人、挑戦している人には、強い追い風になるような本だと思います。

仕事に対する情熱

さて、本書で特に印象的だったのは、箕輪さんの編集に対する姿勢です。箕輪さんは、自身の編集する姿勢について、次のように語っています。

誰よりも感銘を受け、実行し、自ら本の化身となりながら、
その本のメッセージを生き方をもって体現する。

箕輪さん自身が、一番の本の読者として、その内容にわくわくしているのが伝わってきました。こんなにも情熱をもって、本や著者の方に向き合い、ひとつの本を完成させる姿勢が、すばらしいです。尊敬ですね。

なんでそんなエネルギーを注ぎ込んでいけるの?

この点については、「努力は夢中には勝てない」という言葉を引き合いに出し、「好きでやっているだけだから、ここまで狂えるのだ」と述べています。

好きでも、ここまで狂えない(´・ω・`) と思うのは私だけでしょうか…。

夢中になれるものはどうやって見つけるの?

この問いは、誰もが自身に問った経験があると思います。
箕輪さんは次のように書いています。

夢中になれるものを見つけるためには、行動するしかない。
とにかく動く。そして小さな成功体験を重ねる。

行動して、小さな成功を増やしていくことによって、そのうち、人生をかけて夢中になれることが見つかるんだそう。

夢中になれるものは何かなあって考えるより、行動を重ねているうちに、気づいたら夢中になってる、という感じなのかな。


感想

読み始めたときは、今の自分のペースとは違う本だなあ、と追いていかれてましたが、読み進めていくうちに、自分に宿しておきたい考え方にたくさん出会えました。読み進めた自分に感謝!
自分が何か挑戦しているとき、その挑戦の結果が不安なとき、読み返したいと思います。


「死ぬこと以外」かすり傷
死なない程度に挑戦しよう


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