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Facebookの中の水墨画と、本当の水墨画の世界


あまり使えていなかったFacebookに慣れようと思って、
この前のクリスマスを機に、年末年始にかけて、
小エッセイを10日ほど連続で投稿した。

じゃまくさがりなので、基本、文字ばかりのものだった。
何人かの友達がイイネやコメントをくれた。
自分の文章を打ち込んだ画面が気になり、日々増えていく自分の文章と、
少しずつ増えていくイイネやコメントに自己満足しながら、見ていた。

Facebookに、文字だけの水墨画のような自分の画面が増えていく。

水墨画展になってきた。

余裕が出てきて、友達たちの投稿ページを見て、一気に落ち込んだ。

自分の文章にイイネを押していない、数多くのお友達が、
ほかのお友達たちの画面にイイネを押していた。
二ケタ違う。

そうか、この寂しさのことか。
一気に、本当の水墨画の世界に飛び込んだような感じだ。
かなりきつい。

それで、早々とFacebookの水墨画投稿はやめることにした。
どこで、どんなことを、どんなふうに自己表現するか。
自分に合う世界を早く見つけたいものだ。

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