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ツヨツヨ女映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』を観てきたよ

ひそかに楽しみにしていた映画が、ついに公開された。

その楽しみにしていた映画というのが、この『ガンパウダー・ミルクシェイク』である。

少し前に、やたらと女が強い『ツヨツヨ女の映画』を観ることにハマっていた私なのですが、この『ガンパウダー・ミルクシェイク』はまさにツヨツヨな女殺し屋が活躍する話で好みにドンピシャだったんですよね。

内容的には、殺し屋の女主人公サムが、ひょんなことから匿うことになった8歳と9カ月の女児エミリーと一緒に、命を狙ってくる『会社(ファーム)』の手から逃れるべく戦う、といったもの。

何がいいって、この映画には「セクシー担当」がいないところ。

女殺し屋たちは、みんな機能的な服を着ていて、無駄な露出などはしない。ハニートラップ系ツヨツヨ女が嫌いなわけじゃないけど、硬派なキャラ造形がこの映画にはあっている。

アクションシーンもしびれるシーンが多数あって、痛快な作品です。

18日公開ですが、これから春休み興行が来るため、早くに上映終了してしまうかもしれないので、観にいくなら早めがおすすめかも。小規模から中規模作品って、びっくりするほど早く終了することもあるので……。

ここから先はネタバレなので、スクロールでどうぞ。














マジでツヨツヨ女のためにあるような映画だった!

主人公のサムが、最初は黒帽子&黒コートで、いかにもな殺し屋風味なんですが、途中でオレンジのスカジャンに着替えてボウリング場でボールを使ってゴリゴリに戦うんですよ、カッコイイ。ボウリングのボールだからそりゃ鈍器ですよね。

行方不明で死亡フラグビンビンに立っていたサムのママがナチュラルに生きてて、ナチュラルに参戦するんですけど二丁拳銃でバスバスやりまくる。カッコイイ。銃剣にして近接戦闘もこなす。カッコイイ。

途中で『図書館』なる組織が出てくるんですが、ガトリング砲を連射したり、両手にハンマーで敵をバチボコに殴ったり、チェーンで敵を吊ったりやりたい放題で最高なんですよね。ちなみに全員女性。

サムとママが共闘して敵を倒していくのも最高ですね。マジで二人そろって二丁拳銃でババババって敵を倒していく、こんな母娘シーンがある映画他になくない??

8歳9カ月(こだわり)のエミリーもなかなかにトバしてて、サムのアシストで車の運転をしたり、サムの弟子を自称したりなかなかの強メンタル女児。

アクションの熱量が半端なくて、それも味方サイドが全員ツヨツヨ女で埋め尽くされているので、謎の安心感もあります。この映画にはツヨツヨ女しかいないぞ!

本当に、ツヨツヨ女を好きな人は観て損なしの映画だと思うので、ぜひ上映終了前に観に行ってほしいです。オススメ。

すっごいどうでもいい笑いポイントは日本語で『シリアル』と書いている謎のシリアルパッケージ(別に日本の製品というわけじゃなさそう)と、サムが終盤で着ているカタカナで『マシュマロ』と書いている謎Tシャツが面白すぎてしばらくジワジワきてました。

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