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持っているもの

凹む事が起きた時。
ポジティブに考えるか?
ネガティブに考えるか?
ポジティブが良いのか?
ネガティブが悪いのか?

私の場合、スタートはもちろんネガティブ…そして、起きた事を基本的に自分のせい、自分の責任にする。
なんであんな事になったのか…それはウジウジウジウジ考える。
考え続ける。何日も考える時もざらにある。

自分のせいではない、ひたすら相手のせいにする人もいる。
この手のタイプはポジティブなんだろう、きっと。
でもこのポジティブって、良い事なんだろうか?
なんでも人のせいにして、あっけらかんとしてる人。私は好きではない。

ネガティブから始まる私だけど、最終的には自分を責め続ける事はしない。ある期間、自分にもみ込んでいって、時間と共に納得して終わる。
例えば、次は間違えないぞ!!! とか、いい経験になったと思おう!!! とかが多い。
これはポジティブに変換した、と言う事だと、思っている。

だから、最近言われる自己肯定感はちゃんと持っている。
自分をダメな子と感じる事はない。

生まれ育った環境がこの自己肯定感に大きく関係しているそうだ。
そりゃそうだ!!!
親に肯定されるか?
否定されるか?
めちゃくちゃ重要な事だ!!!
人間形成の要は親が握っている。

私はと言うと。
まず、肯定された事がない。
否定、否定、否定。
そうやって育った。
けれど、私は子供の頃から、どんなに親に否定されても、メゲる事なく、やりたいようにやった。
これはきっと生まれながらにして「持っているもの」なんだと思う。
この力に私は感謝している。

親以外の大人達には恵まれた、とも思っている。主たる所では学校の先生。担任だったり、教科担任だったり、保健室の先生だったり。
高校になってからは、バイト先の社員さん達だったり。

親からは褒められる事はほぼ無かったけれど、他の大人はよく私を褒めてくれた。
いつも笑顔が素敵だね、とか。
歌がとても上手だね、とか。
美味しそうに食べるね、とか。
ちょっとした褒め言葉をどんどん吸収して、私は割りとヒネることなく、グレることなく大人になった。

持っている性質の基本はネガティブだけれど、最終的にポジティブになる事が出来れば、この先もなんとか楽しく生きていけるんじゃないかな、と感じている。

結局のところ、そう思える自分に感謝!!! なのである。
メデタシメデタシ♪

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