空とび猫

毎日、心でヒトリゴト。書いてみたら、楽になるかなぁ〜?!

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宗教から逃げる。

吉本ばななさんの「はーばーらいと」を読み終わった。 宗教2世のお話。 宗教2世かぁ。 この言葉はいつ出来たのだろう? 「わたし、実は宗教2世なんです」重い告白が、少し軽い印象を与えて、話しやすいか? 私が自分からこの台詞を発する事は一生ない気がするけど。 「その日をしのぐためにいろんな嘘をつくことも得意になったし、その点ではそうとう汚れてしまった感じがする」この小説の中で1番うなずいた主人公の言葉。 嘘をたくさんつく事でなんとか、生きてきたし、親から逃げる事も出来た。諦

    • 男が出来るとダメになる女

      まさしく私がそう。 自分があるようで無い。 好きな人が出来ると尽くしたくなるし、嫌われるのが怖いし、他の予定を入れなくなる。 先週、彼と別れた。 今はただただ彼が恋しい。 振られたのか?と言えば、振られた感はあんまりない。 なんとなくこうなる気はしてた。 別れた理由。 言葉にするのはまだ難しい。 彼は私の事をまだ好きだと思う。 チープな言い方だけど、 そこに愛はあったと感じてる。 シングルではない私とこれ以上付き合うのは難しい、と言われた。 彼は彼なりに苦しんだみたい。

      • わたしの中の自由

        突然だけど。 夫の事が嫌いになった訳ではない。 もう好きでは無くなった、だけ。 あの人を幸せにしてあげたい、と言う気持ちが消えて無くなっただけ。 だから、幸せでいてほしいと言う気持ちはまだある。ただ、その幸せと私はもう関係ない。 彼のことは本当に今、好き。 色んな事をしてあげたい、と思う。 困らせたくないし、疲れさせたくもない。だから、自然とワガママ的なことは言わなくなるし、それを我慢してるとも思わない。 一緒に旅行がしたいなぁ〜と言ってみた。彼は、う〜ん、今はまだ時間を

        • 足るを知る

          意味を調べてみた。  「身分相応に満足することを知る」  「足りていることを知り、それ以上は求めないようにする」 私が幸せになる為の条件が、ここにすべて集約されている気がする。 座右の銘にしようか?! どうしても、足る事が出来ない。 もっともっと、と自分が自分を急き立ててしまう。のんびりしていたいのに、次は何?次は何?と脳みその中がいつも落ち着かない。 性分と諦めるしかないのか? 訓練でどうにかなるものなのか? 物欲はほとんどない。 モノに対する執着心はない。 お金に対

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        宗教から逃げる。

          成れの果て夫婦

          夫婦って一体なんなんだろ? 結婚してちょうど30年。 今は一般的に考えられてる夫婦のテイは全く成していない。 寝室も別。食事も別。話しもほぼしない。一緒にも出掛けない。 ただの同居人。それも、仲の良くない同居人。 こういう形に変わった原因。 子供の独立。 夫の昇進。 コロナ禍。 更年期。 この4つだと思う。 夫婦関係がギクシャクし始めた頃、私なりに2年程、再構築的な事をしてみた。でも、夫は全く協力してくれなかった。話をしても、「そんな事ない」が常套返信。話し合いはいつも

          成れの果て夫婦

          かっこつけたがる私

          10月の終わりから始めたお仕事。 約2ヶ月が過ぎた。 12月の頭は、続けられそう、と確かに感じてたはずなのに… 一気に気持ちが失速している。 なぜだろう? なにが嫌なんだろう? お正月休みはそればかり考えて、 あんまり心がゆっくり出来なかった。 仕事自体はかなりハード。 でも、「これ出来ません」と言いたく無くて、必死になんとか粉していた。 教えてくれる人がとても意地悪で、 分からない所を聞くのがとてもストレスだった。 頑張り過ぎてしまったのだと思う。 何の為にフルタイム

          かっこつけたがる私

          暇つぶし

          人生って長いじゃない? だから、あれこれと「やるべき事」的なリストがあった方が楽なのよ。 例えば、結婚だったり、出産だったり、子育てだったりね。就職や趣味や介護もそのリストに入るわね。そういうのから、自分なりに項目を選んで、時には無理やり選ばされて、人生を埋めていくのよ。 人生はその作業の繰り返し。 今、私にとって1番の暇つぶしは、 「恋愛」だわね。 愛なんて結局のところ、なんなんだか分からない。でも、愛してるフリをするのよ。好き、は理解できるけど、愛してる、はまだ分からな

          もう一度働き始めた。

          20年続けたフルタイムの仕事を今年の2月に辞めた。 年内は働かずにいる予定だった。 9月の終わりに、最後の失業手当が振り込まれた。そこから、毎月のカード払いが引き落とされ始めて、分かってはいたが、もう口座にあるお金が増える事は無く、減る一方なのだ、と改めて思った。 暫くは働かなくても大丈夫な貯金はあるものの、減っていくだけ!!!と言う事実は、案外、私をすんなり仕事探しへと導いた。 ハローワークのHPで、ほぼ条件に合う会社を見つけ、面接して貰う事になった。 とんとん拍子に話

          もう一度働き始めた。

          父親の膵臓癌

          父は随分前から体調を崩していた。 アルコール中毒だ。 毎日、朝からひたすらお酒を飲んでいるらしい。 70歳過ぎまで仕事を続けていた父。 仕事が生き甲斐。 家族の事をは一切顧みる事なく、 仕事に全てを費やしていた。 それなりに出世もしたようだ。 それ自体は特に悪い事ではない。 そんな時代だったし。 父親が家に居なくて寂しい、と思った事はない。可愛がられた記憶も無いが、それも別にいい。 反対に、居るとあれやこれや傍若無人に振る舞う事が多かったので、居ない方がいい、と言うスタン

          父親の膵臓癌

          お財布を盗まれた!!!

          ひとり旅行をして来たんです。 さっき帰って来ました。 帰りの飛行機を空港のゲート内で待っている時にトイレに行ったんです。 で、リュックをドアのフックに掛けて。 そのまま、忘れてキャリーケースのみで出てきてしまったんです。 ベンチに座って、さてリュックから充電ケーブルを出そう、として!!! あ!!! リュックをトイレに忘れた、と。 その間、ホントに5分です!!! トイレの個室に戻るとリュックは無い…なんてこった… 外に出て、係の人に忘れ物届いてないか?聞くが、届いてないとの

          お財布を盗まれた!!!

          午前0:50

          私の家は地下鉄の車両基地のすぐ近くにある。 0:50になると、毎日、コットンコットンと外から音がする。 地下鉄が基地に帰って行く音。 夜中なので、静かに走っているのか?音はコットンコットンと、とても小さい。この音を聞くと、さぁ私も寝るか!!!となる。 仕事をしていた時は毎日6時に起きて、7時前には家を出ていた。 なので、22時過ぎると、もう寝る用意をしなきゃ、と言う感じだった。 毎朝、6時に起きているのだから、とても眠たい!!! なのに私はどうしても眠りに入る事が出来なくて

          親との絶縁

          今朝、弟からLINEがきた。 父の体調が悪く、かなりの痛みを訴えていて、病院に付き添って来た。お酒の飲み過ぎで、肝臓の状態がかなり悪く、リューマチも発症、との事。 それを読んだ私の最初の感情は、自業自得だ、どこまで迷惑を掛けるのだ、子供達に!!!と言う怒り。 可哀想、とか、心配だ、なんて言う気持ちは微塵も浮かばなかった。 私は酷い娘なんだろうか? 5年前から、親とは一切、会っていない。連絡も取っていない。 最初の頃は母親からは、メールが来ていたが、それも今は来ない。

          親との絶縁

          子宮全摘からの更年期突入の件

          自分の記憶の為に書いておこう。 誕生日の翌週、47歳の10月に子宮全摘の腹腔鏡手術を受けた。 卵巣は正常だったから、そのまま残した。女性ホルモンを出しているのは子宮ではなく卵巣の作用。 だから、子宮を全摘したからと言って、ホルモンが止まる訳ではないので、急激に更年期が来る、と言う事はなかった。 手術の経過はとてもよく、お腹に開けた4個の穴の跡も4年経った今、1個を除いて全てほぼ見えない。 残った1個も蚊に刺された痕が少し大きく残ってる、のレベル。 50歳の9月、今現在の

          子宮全摘からの更年期突入の件

          持っているもの

          凹む事が起きた時。 ポジティブに考えるか? ネガティブに考えるか? ポジティブが良いのか? ネガティブが悪いのか? 私の場合、スタートはもちろんネガティブ…そして、起きた事を基本的に自分のせい、自分の責任にする。 なんであんな事になったのか…それはウジウジウジウジ考える。 考え続ける。何日も考える時もざらにある。 自分のせいではない、ひたすら相手のせいにする人もいる。 この手のタイプはポジティブなんだろう、きっと。 でもこのポジティブって、良い事なんだろうか? なんでも人

          持っているもの

          ひとりでビジホ

          私はひとり旅をよくする。 泊まるのはビジネスホテル。 略してビジホ。 コダワリは、駅近な事と大浴場が付いている事。 美術館巡りを軸にして、観光地を周り、街を歩き、ひとりで飲み、そして旅の間の家、自分の部屋、ビジホに帰る。 最近のビジホはシングルルームでも、たいていベッドはダブル。シモンズのマットのビジホが大のお気に入り。 その狭い部屋で、何日か、のんびり過ごす。なによりいいのが、冷蔵庫とトイレが近い事。 いつも思う。 私が生きてくのに必要なスペースなんて、このビジホの

          ひとりでビジホ

          帰る場所がない。

          結婚を反対された訳ではない。 でも祝福された訳でもない。 2度とウチの敷居を跨ぐな的な事はしっかり言われたし、 私自身もここには2度と帰って来たくない、そう思って家を出た。 結局のところ、帰るところはない訳で、自分で選んだ人となんとか長くやっていくしかなかった。 21歳の私には相当なプレッシャーだったと思う。 それでも、自分に暗示を掛けるかのように、私は幸せになる!!!幸せになる!!! とびきり幸せになる!!!と意気込んで生きてきた。 でも、子供が巣立ち、夫と2人きりに

          帰る場所がない。