観劇感想vol.2 劇団お座敷コブラ「&1night」

お座敷コブラ様過去公演ローラー大作戦第2弾です。

拝見したのは2012年の公演「&1night」。
個人の感想なので本来の演出意図と乖離した発言しているかもしれませんがご了承を。
あと一応、今回も感想にはめちゃくちゃにネタバレを含みます。

「&1night」
オンライン観劇サービス「観劇三昧」URL
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劇団名
  お座敷コブラ(公式サイト)
公演時期  2012/11/30
地域  関東

キャスト
伊藤裕一/古林一誠/佐藤李発/早乙女敬良/中田豪一/佐藤みつよ(劇団夢幻)/山田せいら(優企画)/藤宮潤/金崎匠/岡崎涼子(HIME企画)/橋本我矛威(子供脳みそ)/中井剛志(劇団ピーターパン)/梅澤裕介(梅棒)/四條友起子/海野亮平/土許麻衣(ワタナベエンターテイメントカレッジ)/残間統/MORIZOU/関口空子/林充晃/古林千紘(劇団アニマル王子)/前田沙季(ワタナベエンターテイメントカレッジ)

スタッフ
作・演出:伊藤裕一 舞台監督:笹浦暢大(うなぎ計画)/音響効果:天野高志/照明:長尾裕介(LEPUS)/アクション指導:梶武志(19’プロデュース)/振付:今井夢子(椿組)/舞台美術:渡邊歩(桃)/宣伝美術:竹内康人(VENUE)/宣伝写真:井筒千恵子/作曲:鈴木要/衣装:青地夏希/武器・小道具:櫻井徹/メイク・ヘアメイクプラン:IZUMI(劇団アニマル王子)/劇団ロゴ:杉崎壮一/制作:山下那津子/グッズ開発:三上鮎味 後援:川崎インキュベーター

あらすじ
お座敷コブラが挑むのは、夢と冒険のファンタジー、アラビアンナイトの世界。
しかし、主人公アラジンの性格は、最低!最悪!これ以上ないくらいのゲス野郎!
不眠症のアラジンがランプの魔人に願ったのは、とびきりの夢を見ることでした・・・
「観劇三昧」内作品詳細より抜粋


いや伊藤さんの脚本まだ2本しか見てないけどかなり好きだな!!??

書かれてるあらすじ的にアラジンの話が主かとおもったら、ほかの話にもまつわる人が色々出てきて
みんな一様に、自分の出自や取り巻く環境や抱える状況に対して思うところありながら
自分は何者か、どう生きるか、どう死ぬかを各々の観点から描いて、最後はアラジンの言葉に帰結していくストーリーがすごかったです………

本家は魔法の力を借りて幸せを得る話だけど
人生はご都合主義じゃなく、魔法はなく、一発逆転はなく
自分の置かれた場所で、それでもちゃんと生きるって話にするの
なんというか、深淵で揺蕩うたくさんの人達への優しさみたいなのを感じました。

あと合間のダンスや殺陣もかっこよかった!
オープニングのアラジンが糾弾されてるように見せるところのダンス好きです。振りに布を使うと踊りは最高になると相場が決まっている。
人数多いのに掛け合いがテンポいいしみんなキャラ立ってて全然見飽きなくて楽しかった。
アラジンはアラジンなのに王女や魔人は本家の名前を踏襲しなかったのはなんでなんだろう? いや私が知り得る本家ってのもディ〇ニーがベースなので他のところでは違う言い方してるのかも知れませんが。

伊藤さんが書かれる作品もっと観たい。
観劇三昧にまだいっぱいあるので暫く楽しみは続きそうです。やった!

※お座敷コブラ様の次回公演
(拝見したお芝居の劇団さんや出演者さんの次回のご予定を知り得る限り記事の末尾に書いとくことにしました、布教がてら)

お座敷コブラ14畳目公演「TRIANGLE」
https://ozashikikobura.jimdofree.com/蛇足絵巻/2022年11月-triangle/

※すみませんキャストスタッフ全員タグ付けしたらえらいことになるので劇団員のお三方だけで失礼します……

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