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夢を語るのに資格はいらない〜SHE AWARDS2024後の私〜

「子どもが当たり前に希望を持って大人になれる世の中にしたい」

そんなことをいつからか強く願っていた。

そのために社会福祉士の資格をとった。
就活に失敗し真逆の福祉の道を歩むことになった。

我が子を夢見て妊活した。
夫婦関係が拗れて離婚危機に至った。ママになれず今に至る。
(とはいえおかげで夫とはより深く愛し合えてソウルメイトでハッピーであるけども)


こんなに強く子どもたちのことを考えているのに私は何もできていない。

コンプレックスだった。

子どもの福祉に携わる人間でもない、ママでもない。私に子どもを語る資格はあるのか?と。


ちょうど妊活による夫とのギスギスした期間が終わりを迎える頃、キャリアスクールSHElikesに入会した。

あたたかくて、しなやかで、優しくて、時にぐずぐずに涙しながらも自分の足で立ち上がれる女性たちにたくさん出会った。


去年の今頃、これを書いた頃はまだ、「ママになれない自分」に劣等感を感じていた。


私の素直な思いにたくさんの人が共感とエールを送ってくれた。
「ママの気持ちを理解してあげたい、寄り添いたい。でも私はママじゃない。わかってあげられない。」とふとXでつぶやいたとき、
「(気持ちをわかってあげたいママに)素直に気持ちを聞いたらいい。聞いてくれたらとても嬉しい。」と教えてくれたママがいた。
「そんなふうに思ってもらえることがとても嬉しい。」と言ってくれたママもいた。

その時、正直まだ、子どもを授かるチャンスを逃したかも知れない自分に焦りがあったし「なぜ私はママになれないのか」と気持ちも不安定だった。だから、ありがたい言葉だったけど、内心そんなに素直には受け取ることができていなかった。


それから、たくさんの素敵な人たちに出会い、ぽろぽろと自分の強い願いをこぼすことが増えていった。
誰も私を「ママじゃないのに?」「高齢者の仕事してるのに?」と言って笑ったり馬鹿にしたりしなかった。

あれ?もしかして、誰もそんなこと気にしてないの?
遠ざけて自分を苦しくしていたのは自分だったんじゃない?

そもそも、夢を語るのに資格っていらないよね?と気づいた。

それに気づいてから、私の願いや夢を抱きしめながら、今のままの自分でいていいと認めることができた。
そっか、苦しい原因は全て自分にあったんだ。誰のことも妬む必要はなかったんだと。


気づけば、うるさいくらいにどんどん願いを発信していった。
(長い付き合いの人は「もうわかったから笑」という感じだと思う笑)
発信すると「私もそう思ってた!」「こんなことできるんじゃない?」「いつでも声かけてね!」とたくさんの人が応援してくれた。

私が今まで感じていた劣等感(ママじゃないのに、仕事にしていないのに)は、彼女たちの力を借りれば容易に乗り越えられた。

自分にないものを嘆くより、持っている人に協力してもらおう。

そう思えたらとても気持ちが楽になったし、相手へのリスペクトも強くなった。こんなに素敵な人たちを前に、「助けて!」と言わない手はない。

私は単純なので、背中を押されるとすぐに数段飛ばしで突っ走る。

突っ走った結果、先日こんなことを呟いた。

そして、あっという間にたくさんの人が声をかけてくれた。力を貸してくれた。

あまりにも見切り発車で、皆さんの意気込みにすぐに具体的に采配できず申し訳ないくらいだ。本当に、シーメイトさん(SHElikes会員)はすごいなぁ。優しい世界すぎて、笑い泣きしている。

まだ何も形にはなっていないし、いつ実現できるのか、そもそも実現できるのか?という不安も正直ある。
でも、待っていた!と言わんばかりの声援と、お絵描きが大好きな子どもたちがたくさんいると知って、諦めきれない!やる!やったる〜〜〜!!!というエネルギーに満ち溢れている。

楽しんでる大人の背中見せるんだ〜〜〜!!!
子どもたちの身近にいる「なんか楽しそうな大人」になる!
きっとそれが、今の私ができる最善で最高のポジションだと確信している。

そうやって私は私の夢を応援する。私を諦めない。私の願いを私で叶える。

なりたい私にしてくれるのは私しかいない。

大丈夫。私はひとりじゃないって、自分を抱きしめたくなった。


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先日、SHElikesの年に1度の祭典「SHE AWARDS 2024」に参加しました。
その時に各部門で受賞された皆さんのスピーチを聞いて、月並みな言葉だけど勇気をたくさんいただきました。

とってもエネルギーをもらって、「私はこれからも私でありたい」と強く思っているよということを皆さんにお伝えしたくこの記事を書きました。

皆さんの幸せを願って。私も誰かに勇気を与えられていますように!

あまりの感動に全部乗せでお馴染みの自作グラレコ

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