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Kindle Unlimitedを契約していて、かつ、疲れているnoterさんへ。


今回のnoteは、大変狭い層の人へお届けになるかと思います。

  • Kindle Unlimited契約中

  • 疲れている 

 人にオススメしたい本です。

『それでいい。』 ←シンプルなタイトル

※ 画像はKindleからお借りしました


2024年4月24日現在、Kindle Unlimitedの読み放題対象になっています。

細川貂々さんは、あの有名な『ツレがうつになりまして。』の作者さんです。精神科医の水島広子先生は『女子の人間関係』を書いた人で、対話療法で有名です。

この本はざっくり伝えると、作者の細川貂々さんと、精神科医の水島広子先生の対話形式で進むコミックエッセイ本です。

疲れているけど、病院に行くほどでもない。「なんか生きづらいなー」という人に読んでもらいたいです。

人の悩みの大半は「人間関係」っていいますよね。主に人間関係は3つの層に分けることができます。

第一層……家族、恋人、親友
第二層……友人・親戚(まあまあ親しい人)
第三層……職業上の役割における人間関係など

一番大事なのは、第一層の家族、恋人、親友です。そして、第二層、第三層へ続きます。

わたしの場合は、第一層と第二層は、そうでもないですが、第三層で悩むことが多々あります。振り返ってみると、わたしと第三層の人たちの間にズレが生じていました。

作者の細川貂々さんは、相手の話を何時間も聞いてしまい消耗してしまったことがあるそうです。

わたしも、同じように話を聞いてほしい人に捕まってしまうのです。バス停の待ち時間に見知らぬ人から一方的に話かけてられる。歩いていると、「ちょっとすみません、お困りごとはありませんか? ◯◯に興味ありませんか?」と声をかけられる。職場では、わたしの指名が入り、一方的に相手の話を聞かされ消耗する。

相手は、「自分の話をとことん聞いてほしい」と役割期待を持っていて、わたしは一方的に受け入れていました。ですが、わたしには夫がいて、子供もいます。自宅に帰れば、夕ご飯の支度もあります。常に消耗している人です。

なのに、「NO」を、きちんと伝えてなかったんですよね。

最初から「あなたの話を十分に聞くだけの時間的余裕がありません」とプライベートでも職場でも伝えておけば良かったのに、ほぼ他人である人の要求を受け入れてしまっていました。

わたしがこの本を読んだのは、2、3年くらい前です。この本を読んでからは、以前より自分を守るために「他者の話を聞きすぎない」と「受け入れすぎない」の2つを気をつけるようになりました。完璧ではないですが、以前よりは自分を守れています。

noteの中で、第三層の付き合いが上手だと思うのは、「ことばと広告」さんです。距離感が近すぎず、遠すぎず、上手ですよねえ。

ちゃんと最初に決めているからなんだと思います。「ここまでは受け入れる・ここからは受け入れない」大事ですよね。手帳とか日記に書いておくといいかもしれません。

本の最後のほうに、第一層〜第三層の人間関係を良好に保つために、作者の細川貂々さんがしている、「練習」が載っています。わたしも同じように練習しました。下記は、2〜3年かけて、実行したものです。

[わたしの練習]

見知らぬ人から話しかけられる→時計を見て、時間が無いジェスチャーをする。歩幅を大きく、急ぎ足で逃げる。

お皿を割ってしまう→割れたとき、「お皿を割ってしまった」と落ち込まないように、金継ぎを習得し、「金継ぎすれば大丈夫」へ思考を変換。

部屋が散らかっている。ダメ主婦だ→仕事もしているし、子供の送迎もある。頼れる親戚もいないから仕方ないよ。全部をキレイにしなくても大丈夫。キッチンに洗い物を残さなければ合格にしよう。

庭の雑草が生えてきた。雑草取りたくないな→夫が帰京したとき、「雑草取るの1人だと大変だから、手伝ってほしい」と頼む。(むかしは、1人でやっていた)

知人からの連絡。描いた絵が賞をとった。展示会場が神崎家からのほうが近い。写真を撮ってLINEで送ってほしい→「夫が単身赴任中で、仕事と娘の送迎もある。協力できずにごめんね」と断る。

本を読んだら魔法のように全て解決するわけではなく、改善した面もあれば、いまだに人間関係の距離感で失敗もします。そのため、現在も練習中です。

もし、Kindle Unlimitedを契約中で、疲れている、生きづらさを抱えているなら、『それでいい。』をお手にとってみてください。

あまりがんばらないでくださいね。わたしも生きやすくなるように改善中ですが、あなたも生きやすくなりますように!

では〜

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