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今日はイスラエルとパレスチナの2国間共存を定めた日だけど・・

PRディレクターのさやです。

こんばんは,今日はコーチングスクールのオンライン飲み会でした!オンラインでも人とのつながりを感じられてハッピーな時間でした。

さて,今日11月29日はパレスチナ人民連帯国際デーですので,パレスチナ問題について考えてみたいと思います!それではいってみましょー!

パレスチナ人民連帯国際デー

1947年11月29日,国連総会でイスラエルとパレスチナの2国が共存することをビジョンとする決議が可決されました。しかし,今現在において,イスラエルという国はありますが,パレスチナという国は存在しません。いまだに1947年の決議が実現されていないのです。このような現状を受けて,1977年に国連は11月29日を,パレスチナ人民連帯国際デーとすることを決めました

1948年の大惨事と呼ばれる弾圧によりパレスチナの人々は故郷を追われ,難民としての生活が強いられて70年以上が経っているのです。国連事務総長はこの課題について,以下のように述べています。

私は、この総会決議で認識された2国家共存という解決策が、イスラエルとパレスチナの人々の間の公正で恒久的、かつ包括的な和平に向けた唯一の前提だと確信しています。この紛争が解決されれば、中東地域全体の安定化に向けた機運も高まることでしょう。

出典:https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/26618/

パレスチナ問題の歴史

そもそも,パレスチナ問題の発端はいつになるのでしょうか?

国連が創設された1945年当時、キリスト教徒、ユダヤ教徒、イスラム教徒の聖地であるパレスチナの土地は、国際連盟による委任のもとでイギリスの統治下にありました。そして,1947年に英国の委任統治が終了すると、パレスチナの土地は,独立したアラブ国家とユダヤ国家、聖都エルサレムにそれぞれ国際的地位が認められるという国連決議が可決されました。しかし,1948年に、イスラエルと近隣アラブ諸国間で戦争が勃発。約75万人のパレスチナの人々が難民となりました。

今日、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)に登録されているパレスチナ難民490万人はヨルダン、レバノン、シリア、およびパレスチナ占領地に住んでいます。なお、パレスチナの人々は世界全体では800万人以上いると推定されています。

出典:https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/2060/

まとめ

今日はパレスチナ人民連帯国際デーについて,まとめました。パレスチナとイスラエルの問題は,国連創設以来最も古くから存在しており,かつ解決していない課題といえます。聖地エルサレムがイスラエルとパレスチナ双方の国家の首都として、そして聖地としてすべての人に受け入れられる体制が望まれます。

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