サヤマ

サヤマです。主に僕の見た夢の話を題材にして短編小説など書いていきます。(勝手に”ニュー…

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サヤマです。主に僕の見た夢の話を題材にして短編小説など書いていきます。(勝手に”ニューフィクション”という言葉を使っています。) 夢の短編小説に関してブログも書いてます。良かったらぜひ。https://sayama-official.hatenadiary.jp/

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  • 夢の続きは…

    僕が夢で見た題材をそれぞれ短編小説にまとめています。夢の中の話なので話の展開が急だったり、設定が現実離れしていることもしばしば。新しい短編小説の形。個人的に勝手にニューフィクションと呼んでいます。

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壁のオトコ

それはある夏の日、蒸し暑い夜中の出来事だった。 いつもと同じ時間に、同じように布団に入り、同じように眠っていた日のこと。 夜中にふと目が覚めた。少し体が汗ばんで…

サヤマ
6年前
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餃子の博物館

「今どこにいる?」 「遅くなってごめんねー!もうすぐ着くよ!」 今日は友達のマリアさんとテーマパークに遊びに行く約束の日。最近連絡を取ることが多く、一緒に遊びに…

サヤマ
6年前
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壁のオトコ

壁のオトコ

それはある夏の日、蒸し暑い夜中の出来事だった。

いつもと同じ時間に、同じように布団に入り、同じように眠っていた日のこと。

夜中にふと目が覚めた。少し体が汗ばんでいるように感じた。

「少し水でも飲…」

気づくと、目の前の壁にオトコの顔が浮きあがっていた。

まだ布団の上に寝転んだままの僕は、目の前の壁のオトコと目が合ってしまった。その距離、わずか20センチほどだった。

壁のオトコは、目と鼻

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餃子の博物館

餃子の博物館

「今どこにいる?」

「遅くなってごめんねー!もうすぐ着くよ!」

今日は友達のマリアさんとテーマパークに遊びに行く約束の日。最近連絡を取ることが多く、一緒に遊びに行くことも多い。

彼女は27歳独身。ギャルのような清楚なような、よくわからないが明るい、そんな人だ。

今日もいつも通り10分程遅れるらしい。

「ごめん、おまたせー!結構待ったよね?」

「いや、全然待ってないよ。じゃ、行こうか。」

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